かに看板の日 (記念日 2月1日)

かに看板の日

道頓堀のシンボルとも言えるあの巨大なかに看板が、実は「かに料理店だと分かってもらうため」に生まれたものだとご存じでしたか。1962年(昭和37年)2月1日、大阪・道頓堀に「かに道楽」道頓堀本店が開店した際、当時はまだかに料理が一般に浸透しておらず、お店の知名度もほぼゼロ。そこで「かに料理の店だと一目で伝えるために」と作られたのが、あの動く「かに看板」の始まりです。2月1日の「かに看板の日」は、この看板が誕生した日にちなんで、株式会社かに道楽が制定しました。

初代の看板は麻袋を骨組みに張り合わせ、ペンキで着色・防水した手作り感あふれるもの。5つのモーターで爪や脚を動かし、約10年にわたって道頓堀を見守りました。1971年に老朽化のためグラスファイバー製の2代目へと引き継がれ、1996年の道頓堀本店の新築ビル完成にあわせて現在の3代目が誕生しています。三代にわたる「かに看板」の歴史は、60年以上に及びます。

現在の3代目かに看板は横8メートル、縦3.6メートルという迫力のサイズ。道頓堀本店・中店・東店の3か所に計3匹が並んでいて、道頓堀筋を歩くと次々と出迎えてくれます。ハサミを振り、脚を動かす姿は外国人観光客にも大人気の撮影スポットで、大阪観光のフォトジェニックな名物看板として定着しています。「かに道楽」と「かに看板」をより多くの人に知ってもらおうと、記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。ちょうど道頓堀本店と「かに看板」の誕生から60周年にあたる節目の年で、同社はさらに6月22日を「かにの日」にも制定しており、かにへの愛着はとどまるところを知りません。