街コンの日 (記念日 2月2日)

街コンの日

街コンは、2004年に栃木県宇都宮市で「宮コン」として産声を上げました。バブル崩壊後の長期低迷でシャッター通り化が進んだオリオン通りの商店街を何とかしたい——そんな地元の飲食店経営者たちの思いが出発点です。商店街の複数店舗を男女ペアで渡り歩くという当時としては珍しいスタイルで、第1回は100人規模での開催でした。この「宮コン」が全国的にメディアで取り上げられると、2011年初頭には一度に2000人が参加する規模にまで成長します。その後、同様の形式が「街コン」という名称で各地の都市へと広がっていきました。「街を盛り上げる合コン」を縮めた造語で、単なる出会いイベントではなく、地域活性化の手段として注目されてきた経緯があります。

現在は株式会社リンクバルが運営するポータルサイト「街コンジャパン」が全国の開催情報を集約しており、同社が2月22日を「街コンの日」として制定しました。「2」と「2」が並ぶ日付は、男女が2人1組で参加するスタイルを表しています。この記念日は一般社団法人・日本記念日協会にも認定・登録されています。

街コンの特徴はその規模にあります。お見合いパーティや婚活パーティが数十人規模で行われることが多いのに対し、街コンは少なくても200人、大規模なものでは数千人が参加します。複数の店舗・会場を巡る形式のため、一夜のうちに多くの異性と自然な雰囲気で話せるのが強みです。特定の1人と向き合うプレッシャーが少ないため、参加のハードルが低いとされています。

「2人の記念日」という言葉には、街コンで出会った男女がその日を大切な記念日として振り返れるようにという願いが込められています。地方の商店街活性化から始まったイベントが、出会いの文化として全国に定着した経緯は、記念日の名前とともに語り継がれています。