日本語検定の日 (記念日 2月5日)
年間およそ10万人が受検する日本語検定は、同種の検定の中で最大規模を誇ります。漢字の読み書きだけにとどまらず、敬語・文法・語彙・ことわざ・慣用句など日本語の総合的な知識と運用能力を幅広く測定する検定で、特定非営利活動法人・日本語検定委員会が主催しています。2月5日はその日本語検定の記念日で、「に(2)ほんご(5)」と読む語呂合わせが由来です。制定したのは、東京都北区堀船に本社を置く東京書籍株式会社で、日本語検定に協賛する同社が検定のPRを目的として定めました。
日本語検定は2007年(平成19年)から概ね6月と11月の年2回実施されており、2011年(平成23年)7月には文部科学省の後援も受けています。等級は1級から7級まで設けられており、7級は小学校低学年相当、1級は大学上級レベルとされています。学生から社会人まで幅広い層が受検しており、就職活動や職場でのビジネス文書作成を意識して挑戦する社会人も多くいます。
出題カテゴリは「漢字」「表記」「言葉の意味」「文法」「敬語」「語彙」の6領域に分かれており、漢字の正誤だけを問う漢字検定とは性格が異なります。特に敬語や文法の領域は、ネイティブスピーカーであっても正確な知識が問われるため、日常会話では気づきにくい誤用を自覚する機会にもなっています。受検者数が10万人規模に達している背景には、こうした実用的な出題内容が支持されている点があります。
東京書籍は1909年(明治42年)創業で、国語・算数・理科・社会など主要教科の教科書を発行してきた老舗出版社です。日本語教育に深く関わる立場から日本語検定を支援しており、この記念日もその活動の一環です。
参考リンク: