お風呂の日 (記念日 2月6日)
「ふ(2)ろ(6)」の語呂合わせから、2月6日はお風呂の日です。この記念日を制定したのは、千葉県我孫子市に事務局を置く一般社団法人「HOT JAPAN」。日本のお風呂文化をユネスコの無形文化遺産に登録しようという活動を続けている団体で、2015年7月に「HOT JAPANプロジェクト」を発足させました。記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人「日本記念日協会」によって認定・登録されています。
湯船にたっぷりのお湯を張り、肩までどっぷりつかるというスタイルは、世界的に見るとかなり独特です。欧米ではシャワーが主流で、バスタブがあっても日本のように毎日湯を張る習慣は一般的ではありません。日本を訪れた外国人旅行者が銭湯や温泉に足を運び、感動して帰るケースが増えているのも、それだけ日本式のお風呂が珍しく、魅力的に映るからです。
銭湯は江戸時代に庶民文化として広まりました。当時の長屋では自宅に風呂を持てない人がほとんどで、銭湯は体を洗う場所であると同時に、町の人たちが集まる社交の場でもありました。現在は家庭風呂の普及で銭湯の数は減少しましたが、2023年時点でも全国に約1,800軒が営業を続けており、サウナブームの追い風もあって若い世代の利用者が増えています。
温泉地も日本各地に点在しており、環境省の調査では全国の源泉数は約2万7千本にのぼります。火山大国という地理的な条件が、こうした豊かな温泉文化を育ててきました。家庭のお風呂から銭湯、温泉旅館まで、湯船につかる文化が脈々と受け継がれているのは、日本ならではのことです。HOT JAPANはそうした多様なお風呂の形をひとつの「文化」として国際的に認知させようと、活動を続けています。
毎月26日も「風呂の日」として親しまれており、銭湯や温泉施設がサービスデーを設けることがあります。2月6日のお風呂の日には、いつもより少し長めに湯船につかってみてはいかがでしょう。