プロフェッショナルの日 (記念日 2月6日)
「プロフェッショナル」とは、特別な才能を持った一握りの人間だけが名乗れる称号ではない。株式会社みらいワークスは、意識次第で誰もがプロフェッショナルになれるという考えを広めるため、2月26日を「プロフェッショナルの日」として制定した。日付は「プ(2)ロ(6)」の語呂合わせで、2019年に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されている。東京都港区東新橋に本社を置く同社は、プロフェッショナル人材向けのビジネスマッチングと転職支援を手がけており、働き方の多様化が進む中でこの記念日に込めた意図は深い。この記念日が制定された2019年には、労働基準法の改正とともに「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」が創設された。対象となるのは、金融商品の開発・アナリスト・コンサルタント・研究開発など高度な専門知識を持ち、年収1075万円以上の労働者。この制度のもとでは、時間外・休日・深夜労働に対する割増賃金の支払いが除外される代わりに、使用者から自由な時間配分での就労が認められる。労働時間と賃金の結びつきを切り離し、成果そのものに報酬を求める働き方への転換を促す仕組みだ。
「プロフェッショナル」に近い言葉として「エキスパート」と「スペシャリスト」がある。エキスパートは熟練・経験の積み重ねを、スペシャリストは特定分野への特化を指す。これに対しプロフェッショナルという概念は、単なる熟達や専門性にとどまらず、自分の活躍できる環境を自ら選択していく主体性を含んでいる点が特徴的だ。肩書きや資格ではなく、意識と姿勢の問題として捉えられている。
厚生労働省が主導する「働き方改革」が進むにつれ、働き方の軸は組織から個人へとシフトしてきた。「どこで働くか」より「どう働くか」「どう生きていくか」が問われる時代において、個々が自分の強みを明確にしてプロフェッショナルとして立つことの意味は、ますます大きくなっている。2月26日は、自分の仕事のあり方を改めて問い直す一日として機能する記念日だ。