フロスを通して歯と口の健康を考える日 (記念日 2月6日)
歯ブラシだけでは、歯垢の約40%が落とせないままになると言われています。丁寧に磨いているつもりでも、歯と歯の間には毛先が届かず、汚れが残り続けます。
2月26日は「フロスを通して歯と口の健康を考える日」です。「フ(2)ロ(6)ス」という語呂合わせに由来し、東京都三鷹市に本社を置く株式会社Dental Defenseが制定しました。2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された記念日です。
デンタルフロスとは、歯と歯の間を掃除するための糸状の器具のことです。歯科用語では「糸式ようじ」とも呼ばれます。歯ブラシと組み合わせて使うことで、歯間部の歯垢を効果的に除去でき、むし歯や歯周病の予防につながります。欧米ではフロスの使用が習慣として広く定着していますが、日本での普及率はまだ低い水準にとどまっています。
「アメリカでは歯が社会的階級を表す」という言葉があるほど、欧米ではオーラルヘルスへの意識が高く、歯の状態が清潔感や信頼感と結びついて見られることもあります。一方、日本では歯や口元への関心が相対的に低いとされており、世界的なオーラルヘルスケアの水準と比較したとき、差が生じているとの指摘もあります。
株式会社Dental Defenseは、2018年(平成30年)に歯科医師が創設した会社です。「全ての日本人が歯に対する不安をなくし、口元に自信を持てる社会をつくる」を理念に掲げ、企業向けの歯科セミナーや子どもの歯科衛生教育プログラム、科学的根拠にもとづく歯科情報の提供、口元マナーセミナーなどを手がけています。「世界基準の歯科医療を日本でも」というキャッチフレーズは、同社の目指す方向性を端的に示しています。
この記念日は、フロスの使用を促すだけでなく、日本のオーラルヘルスケア全体の意識を底上げしようという意図を持っています。毎日の歯磨きにフロスを1本加えるだけで、口内環境は大きく変わります。2月26日を、自分の歯と口の健康を改めて見直すきっかけにしてみてください。