自動車保険の日 (記念日 2月14日)

自動車保険の日

1914年(大正3年)2月14日、東京海上保険株式会社が日本初の自動車保険の営業認可を取得しました。この日にちなみ、2月14日は「自動車保険の日」として一般社団法人・日本記念日協会に認定されています。

認可を取得した当時、日本全国を走る自動車はわずか1,000台ほどでした。自動車はまだ一部の富裕層しか所有できない高価な機械であり、初期の自動車保険の目的は「人への賠償」よりも「高価な車体そのものの損害補償」が中心でした。つまり現在の車両保険に近い性格を持つものだったのです。自動車が一般社会に普及し、人身事故による被害者保護を目的とした自賠責保険が法制化されるのは、それから40年以上後の1956年(昭和31年)のことになります。

東京海上は1879年(明治12年)創業の日本最古の保険会社です。海上貿易の保険を主力としてきた同社にとって、自動車保険は「ノンマリン保険」と呼ばれる新分野への挑戦でした。日清・日露戦争を経て日本の産業が急速に発展するなか、自動車という新技術がもたらすリスクに損害保険の手法で対応しようとした先駆的な取り組みでした。2014年(平成26年)には「自動車保険誕生100周年」を迎え、この記念を機に記念日が制定されました。なお現在の東京海上日動火災保険は、2004年(平成16年)10月1日に東京海上火災保険と日動火災海上保険が合併して発足した会社です。三菱グループの一員であり、東京海上ホールディングスの完全子会社として、自動車・火災・海上など幅広い損害保険を手がけています。

同社のトータルアシスト自動車保険は365日24時間体制で事故対応を行い、顧客満足度は92.5%に達しています。110年以上前にわずか1,000台の自動車を対象として産声を上げたこの保険は、現在では国内の自動車保有台数8,000万台超を支える社会インフラへと成長しました。