電子書籍の日 (記念日 2月17日)
2011年2月17日、日本の電子書籍市場に大きな転換点が訪れました。凸版印刷グループの株式会社BookLiveが総合電子書籍ストア「BookLive!」のサービスを開始した日です。この日付を由来として制定されたのが「電子書籍の日」で、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。制定の目的は電子書籍の認知度向上と利用促進、そして電子書籍市場の拡大にあります。株式会社BookLiveは、東京都港区芝浦に本社を置き、国内最大級の電子書籍蔵書数を誇る企業で、「BookLive!」はスマートフォンやタブレットでマンガ・小説・雑誌など幅広いジャンルを読めるサービスです。2018年10月の調査では「使いやすい電子書籍ストア No.1」「本棚が使いやすい電子書籍ストア No.1」の2冠を獲得しています。
「BookLive!」の特徴のひとつが、1冊まるごと無料で読める作品を常時配信している点です。また、全国のTSUTAYAでTカードを提示して対象商品を購入すると、デジタル版を無料閲覧できる「Airbook」というサービスも展開しています。TポイントをそのままBook購入に充当できる仕組みも備えており、リアル書店とデジタル読書の橋渡し役を担っています。期間限定の「激安セール」やまとめ買いのポイントバックなど、価格面での訴求も継続的に行われています。
日本の電子書籍市場は2011年前後から急速に拡大しました。スマートフォンの普及とともに、電子書籍は「本を持ち歩く」という概念そのものを変え、何千冊もの本を一台の端末に収めることを可能にしました。BookLiveが事業を開始した2011年は、国内の主要な電子書籍ストアが相次いで立ち上がった時期でもあり、まさに市場の黎明期に当たります。「電子書籍の日」は、そうした変化の起点となった日付を刻んだ記念日です。