ミニぶたの日 (記念日 3月2日)
体重30〜50kgになりながら、それでも「ミニ」と呼ばれるブタがいます。家畜豚が成長すると200〜300kgに達するのに対し、ミニブタはその10分の1ほど。そのサイズと愛らしさからペットとして人気を集めるミニブタを広く知ってもらおうと、2002年(平成14年)に設立された日本ペットミニぶた普及協会が3月2日を「ミニぶたの日」に制定しました。「ミ(3)ニ(2)」の語呂合わせから来ており、「一家に1頭を」をスローガンにミニブタ飼育の普及を目指しています。
ミニブタの祖先はベトナムに生息していた小型のブタで、ヨーロッパで品種改良が重ねられました。もともとは実験動物として開発されたという意外な歴史があります。豚は人間の臓器と構造が近いことから医学研究に利用されており、体格を扱いやすくしたミニブタはその点でも重宝されてきました。ペット需要が高まったのは比較的最近のことです。
ミニブタはきれい好きで知られ、トイレと寝床を分ける習性があります。頭もよく、名前を覚えたり簡単な命令に従ったりすることもできます。寿命は10〜15年程度で、犬や猫と同じくらい長く一緒に暮らせるペットです。においが気になると思われがちですが、実際には汗腺が少なくにおいは控えめとされています。さらに小型化を追求した「マイクロブタ」と呼ばれる品種も存在します。ただし、マイクロブタという明確な品種の定義はなく、小さく育てるために栄養を制限することへの動物福祉上の懸念も指摘されています。一方でミニブタについては、適切な飼育環境さえ整えれば比較的手間がかからないとされており、自治体によっては飼育が認められているケースもあります。飼い始める前に地域のルールを確認することが重要です。