ジグソーパズルの日 (記念日 3月3日)

ジグソーパズルの日

1760年頃、ロンドンの彫刻師で地図製作者だったジョン・スピルズベリーが、糸鋸で木の板を国の形に切り分け、子どもたちに地理を教えるための教材を作りました。これがジグソーパズルの起源とされています。「jigsaw(糸鋸)」という名前はまさにこの製法に由来しており、現代でも世界中で親しまれるパズルの原点になっています。スピルズベリーのアイデアは教育現場にすぐに受け入れられ、イギリスの子どもたちに地理を教える教材として人気を博しました。当初は高価な木製品でしたが、やがて安価な紙製のジグソーパズルが主流となり、教育用にとどまらず広くレクリエーションとして普及していきます。日本でも子どもの教育用として取り入れられており、学びと遊びを兼ね備えたツールとして定着しています。

毎年3月3日は「ジグソーパズルの日」です。ジグソーパズルを製造・販売する業者で構成されるジグソーパズルメーカー会が制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日付は数字の「3」を裏表で組み合わせるとジグソーパズルのピースの形に見えることにちなんでいます。

ジグソーパズルの魅力は年齢を問わない点にあります。頭と手を同時に使いながら楽しめるため、子どもから高齢者まで幅広い年代に支持されています。集中力の向上や脳の活性化に役立つとされており、近年では認知症予防の観点からも注目を集めています。1枚の絵をばらばらにして再び完成させるというシンプルな構造の中に、達成感と探求心を刺激する要素が詰まっています。

関連する記念日として、8月26日は「オリジナルジグソーパズルの日」に制定されています。「パ(8)ズ(2)ル(6)」という語呂合わせによるもので、3月3日と合わせてジグソーパズルにまつわる記念日が年に2回設けられています。