サルサの日 (記念日 3月3日)

サルサの日

「サルサ」というスペイン語の意味は、「ソース」。キューバ料理に欠かせないトマトベースの調味料と同じ言葉が、なぜダンスの名前になったのかといえば、「いろいろな素材が混ざり合う」その多様性そのものがサルサ音楽・ダンスの本質だからです。キューバやプエルトリコのラテン音楽に、ジャズ・ソウル・ロックが混じり合い、1960年代のニューヨークで誕生した比較的新しいジャンルです。

サルサのルーツをたどると、西アフリカまで遡ります。スペイン植民地時代にキューバやプエルトリコへ連れてこられた人々が持ち込んだアフリカのリズムが、現地の音楽と融合し、サルサの原型を作りました。そのリズムの基本単位が「クラーベ(clave)」で、スペイン語で「鍵」を意味します。サルサの演奏には「クラベス」という2本1組の打楽器が使われ、これが独特のグルーヴを生み出しています。日本にサルサが上陸したのは1980〜90年代、バブル期と重なる時代です。そのブームを牽引し、現在も日本のサルサシーンを支えているのが有限会社サルサ・ホットライン・ジャパン。同社は3月3日を「サルサの日」として制定しました。日付の由来は「303(サンマルサン)」の語呂合わせ——「サ」ンマ「ル」「サ」ンと読めることから選ばれた日付で、記念日は一般社団法人・日本記念日協会にも認定・登録されています。

LA・NY・キューバンと複数のスタイルがあり、それぞれステップの取り方や雰囲気が異なりますが、共通するのは「クラーベ」のリズムに乗って踊るという点。初心者でも数回のレッスンでパーティーに参加できるほど間口が広く、世界中の都市でダンスパーティーが開催されています。3月3日は、そんなサルサのさらなる普及を願う一日です。