みよた壱満開の日 (記念日 3月3日)

みよた壱満開の日

従業員がたった2人のテレビ局が、33年間で生放送1万回を達成しました。長野県御代田町に本社を置く株式会社西軽井沢ケーブルテレビ(愛称:テレビ西軽)が制定した「みよた壱満開の日」は、その1万回目の生放送を迎えた2017年(平成29年)3月3日を記念日としています。一般社団法人・日本記念日協会により同年に認定・登録されました。

テレビ西軽のスタジオは、長野県内を走るしなの鉄道の御代田駅構内に設けられています。制作責任者の石川伸一さんと、レポーターの小泉和子さん、この2名だけで回線の施工から撮影・編集・放映までのすべてをこなしており、「日本一小さいテレビ局」として全国に知られる存在です。局舎が駅構内にあるという立地も、他に類を見ない特徴のひとつです。

放送開始は1984年(昭和59年)12月12日。以来30年以上にわたって御代田町の日々の記録を映像で積み重ねてきました。開局当初わずか10件だった契約世帯は、現在では町内約6000世帯の半数近くにまで拡大しています。地域のお祭りや町内イベントを継続的に撮影・放映し、CMも自作。町内の人気店などを紹介するその内容は地元住民に長く親しまれています。石川さん自身が「シンちゃん」の愛称で町民に親しまれていることも、テレビ西軽が単なる放送局を超えたコミュニティの存在である証といえます。「みよた壱満開の日」という名称には、「みよた(御代田)」と「壱万(1万)」と「満開(花が咲き誇る)」の三つの意味が重なっており、地域密着のケーブルテレビの魅力を広く知ってもらうことがこの記念日の目的です。小さな放送局が長年にわたって地道に築いてきた町との絆が、この独特な名前に凝縮されています。