サンヨーの日 (記念日 3月4日)
燃え殻や汚泥など、通常であれば最終処分場へ送られる産業廃棄物が、建設現場で使われる砕石や再生土として生まれ変わる。山口県岩国市の株式会社サンヨーが実現しているリサイクルの仕組みです。同社は「サン(3)ヨー(4)」の語呂合わせにちなみ、毎年3月4日を「サンヨーの日」と制定しています。一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された記念日で、地域清掃活動などを通じ、未来の子供たちへ「この素晴らしい地球」を遺すという創業時の理念を確認する日として位置づけられています。
株式会社サンヨーが主に処理するのは、燃え殻・ばいじん・無機性汚泥の3種類です。焼却施設から出るこれらの廃棄物は、従来であれば埋め立て処分されることも多い素材ですが、同社は独自のプラントシステムで高品質な人工砕石と再生土へと加工します。製造された製品は道路の路盤材や埋め戻し材として活用され、土木・建設の現場に戻っていきます。廃棄物の搬出元から建設資材の届け先まで、素材が社会の中を循環する流れを、同社は一貫して担っています。同社の取り組みはコンクリートや金属系の廃棄物にとどまりません。木くずやがれき類についても100%リサイクルを実現しており、処理過程で発生する公害・廃棄物の排出ゼロを目標に据えたクリーンプラントを運営しています。創立は1983年(昭和58年)で、40年以上にわたって岩国を拠点に廃棄物のリサイクル事業を続けています。3月4日には記念日の趣旨に立ち返り、地域の清掃活動に社員が参加します。法定管理の枠組みを超え、自社のある街を自分たちで守るという姿勢が、この記念日には込められています。
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