防災意識を育てる日 (記念日 3月11日)
2011年3月11日、東日本大震災が発生してから今年で15年が経ちます。あの日の記憶を風化させず、次の世代へ伝えていくことを目的に制定されたのが「防災意識を育てる日」です。東京・渋谷を拠点とするFMラジオ局・株式会社渋谷クロスFM(Shibuya Cross-FM)が制定し、2021年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日本では毎年9月1日が「防災の日」とされており、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災に由来する全国的な防災訓練が行われています。ところが、9月1日は台風シーズンと重なることも多く、荒天により訓練が中止になるケースも少なくありません。渋谷クロスFMはこうした状況を踏まえ、より多くの世代の記憶に残る東日本大震災の発生日である3月11日を記念日として選びました。
渋谷クロスFMは2015年(平成27年)4月3日に設立された会社で、東京都渋谷区神南に本社を置きます。「地域防災への意識づけ」と「インディーズミュージシャンの応援」を大きな柱に掲げ、渋谷の地域情報や防災情報、渋谷のカルチャーを国内外に向けて発信しています。放送時間は12時から23時で、FM電波だけでなくWebサイトのストリーミング配信でも視聴できます。毎年3月11日には防災特別番組を放送し、被災地へのボランティア活動も行っています。
この記念日が伝えようとしているのは、防災訓練の参加に留まらない、日常的な備えの大切さです。家族や職場で「もし今、大きな地震が来たら」という話をする機会を設けること、非常食や避難経路を確認すること——そうした小さな行動の積み重ねが、震災で得られた教訓を生きた知識として次世代につないでいくことになります。
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