モスの日 (記念日 3月12日)

モスの日

わずか2.8坪の小さな店舗から、日本第2位のハンバーガーチェーンへ。1972年(昭和47年)3月12日、東武東上線成増駅前に「モスバーガー」の実験店がオープンしました。その後、同年6月に正式な1号店「成増店」が誕生し、今日に至るブランドの歴史が幕を開けます。この日を記念して、株式会社モスフードサービスが3月12日を「モスの日」と制定しました。

「MOS」という名前には、創業者・桜田慧(1937〜1997年)の深い思いが込められています。Mountain(山のように気高く堂々と)、Ocean(海のように深く広い心で)、Sun(太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って)。自然と人間への限りない愛情を名前に刻み込んだというわけです。なお別の説として、桜田が以前に起こした会社「Merchandising Organizing System」の頭文字に由来するという話もあります。

「感謝される仕事をしよう」という創業の心を思い起こし、お客様や地域の方々へ感謝を伝える日として位置づけられているのが「モスの日」です。1997年(平成9年)からは毎年この日を中心に、植物の栽培セットや種のプレゼントが実施されています。1997年は「マリーゴールドの栽培セット」、2017年(平成29年)は「ミニトマトの種」など、年ごとに異なる植物が選ばれており、割引クーポンが一緒についてくる年もあります。ハンバーガーショップが植物の種を配るというギャップが、モスらしさを象徴しているかもしれません。

モスバーガーの特徴として知られるのが「アフターオーダー方式」です。注文を受けてから作り始めるため、出来立てを提供できる一方、少し待ち時間が生じます。それでも「日本人の好みに合ったハンバーガー」を追求するこだわりは、ファンに長年支持されてきました。国内では47都道府県すべてに出店し、2018年1月末時点で1351店舗(直営46店・フランチャイズ1305店)を展開。海外は台湾、シンガポール、香港、中国、韓国、タイ、オーストラリア、インドネシアの8か国・地域に355店舗を構えます。日本マクドナルドに次ぐ国内シェア第2位として、長くハンバーガー市場を牽引している存在です。