春の睡眠の日 (記念日 3月18日)
3月の第3金曜日前後、世界各地では「世界睡眠の日」と呼ばれるイベントが開催されます。これに合わせて日本でも独自の睡眠の日を設けようという動きが生まれ、2011年(平成23年)に「春の睡眠の日」が誕生しました。制定したのは睡眠健康推進機構で、日本睡眠学会と協力して立ち上げた取り組みです。日付の3月18日は語呂合わせでは説明しにくいと感じるかもしれませんが、世界睡眠医学協会(World Association of Sleep Medicine)が定めた「世界睡眠の日」の時期に近い日として選ばれています。一方、対になる「秋の睡眠の日」は9月3日で、こちらは「ぐっ(9)すり(3)」という語呂合わせがそのまま日付になっています。春と秋の2回、睡眠を見直す機会を設けるという設計です。
この記念日を中心に「睡眠健康週間」も設定されています。春は3月11日〜25日、秋は8月27日〜9月10日の2週間がその期間にあたります。各地で市民向けの講演会や相談窓口が開設され、睡眠に関する正しい知識の普及・啓発が行われます。単に「よく寝ましょう」という呼びかけにとどまらず、生活習慣としての睡眠の質をいかに高めるかを広く伝えることが目的です。
なお、この事業を担ってきた「公益財団法人 精神・神経科学振興財団」は、2018年(平成30年)4月より「公益財団法人 神経研究所 精神神経科学センター」へ名称を変更しています。睡眠健康推進機構は神経研究所の一事業所として活動を継続しており、「ねむりんねっと」というウェブサイトでも情報を発信しています。春の睡眠の日は制定から十数年を経た現在も、毎年継続されている啓発活動です。