国際森林デー (記念日 3月21日)

国際森林デー

毎年、東京ドーム約1,265,000個分に相当する森林が地球から失われています。国連食糧農業機関(FAO)のデータによると、1990年から2020年の30年間で年平均約592万ヘクタールが消失。1990年以降だけで累計1億7,800万ヘクタール以上が失われており、これはリビアの国土面積に匹敵する規模です。南米・アフリカの熱帯林を中心に、今この瞬間も森林破壊は進み続けています。

3月21日は「国際森林デー(International Day of Forests)」です。2012年12月の国連総会で制定された国際デーで、世界中で森林や樹木への意識を高めることを目的としています。現在、森林は地球の陸地のおよそ3分の1にあたる約40億ヘクタールを占めています。

この広大な森林が果たす役割は、木材や燃料の供給にとどまりません。陸上の動物・植物・昆虫の80%以上が森林に生息しており、地球上で最も生物多様性に富んだ生態系として機能しています。さらに炭素の吸収・貯蔵、水源の涵養、土壌侵食の防止、気候の安定化にいたるまで、森林は人類の生存基盤を多面的に支えています。FAOは森林を「陸上で最も複雑な生態系」と位置づけており、貧困撲滅や食料安全保障、持続可能な開発目標(SDGs)の達成においても不可欠な存在とみなしています。

国連は加盟国に対し、あらゆる種類の森林に関連した活動の実施を奨励しています。日本国内では林野庁が主催する植樹会・交流会が開催され、各国の駐日大使や大使館・国際機関の職員、留学生なども参加します。人種・国籍を問わず、樹木に親しみながら交流を深める場となっています。

5月20日は「森林の日」、11月の第2土曜日は「九州森林の日」です。