世界気象デー (記念日 3月23日)

世界気象デー

毎年3月23日は「世界気象デー」です。1950年のこの日、世界気象機関条約が発効し、WMO(World Meteorological Organization)が正式に発足しました。その10周年を記念して1960年に制定された国際デーで、英語では「World Meteorological Day」、日本語では「世界気象の日」とも表記されます。

WMOの主な役割は、気象業務の国際的な標準化・改善・調整、そして加盟国・地域間における気象情報や資料の効率的な交換の促進です。発足翌年には、気象学・気候学・オペレーショナル水文学など地球物理学の関連分野を担う国際連合の専門機関として登録されました。本部はスイスのジュネーヴに置かれており、2020年3月時点で世界186ヵ国と6地域が参加しています。日本は1953年(昭和28年)に加盟し、気象庁がWMOや各国の気象機関と連携しながら気候変動対策などの課題に取り組んでいます。各国の観測データを共有することで、より精度の高い天気予報や気候予測が世界規模で実現できます。近年は気候変動にともなう極端な気象現象への対応が急務となっており、WMOは早期警戒システムの整備や各国への技術支援においても中心的な役割を担っています。毎年テーマが設けられ、2018年は「気象・気候への適切な備え」(Weather-ready, climate-smart)でした。この日には気象知識の普及や国際的な気象業務への理解を促すイベントが世界各地で開催されます。

日々の天気予報から長期的な気候変動の監視まで、WMOの活動は私たちの生活と密接につながっています。