カワマニの日 (記念日 3月31日)
革の手触りが好き——そんなひと言から始まるキャラクター「カワマニくん」は、カワウソをモチーフにした革製品好きのマスコットです。3月31日の「カワマニの日」は、バッグやサイフをはじめとするレザーグッズの製造卸しを手がける株式会社ポーム(大阪府大阪市中央区)が制定し、2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
日付の由来は「0331」という数字の並びにあります。「03」を「レザー」、「31」を「サイコー」と読む語呂合わせで、革製品への愛着をそのまま日付に込めたのです。記念日の名称でもある「カワマニ」は「革マニア」と「カワウソ」を掛け合わせた造語で、革を愛するカワウソのキャラクター名でもあります。カワマニくんの好きな言葉は「かわのてざわり」。世界中から集めてきた革やレザーに関する情報を発信し続けています。
天然皮革にはそれぞれ異なる顔があります。生後間もない子牛の皮を使ったカーフスキンはきめ細かく柔らかな質感が特徴で、高級財布や手袋に多用されます。植物に含まれるタンニンでじっくりと時間をかけて鞣(なめ)したヌメ革は繊維が締まっていて硬く、使い込むほどに艶が増すエイジング(経年変化)が楽しめます。クロム鞣しは短期間で仕上がり均一な品質が得やすいため、量産品に広く採用されています。また、ワニやオーストリッチ(ダチョウ)といったエキゾチックレザーは希少性と独特の模様から高い価値を持ちます。こうした多彩な素材の違いを知ることが、革製品をより深く楽しむ第一歩です。
革製品は日本でも古くから親しまれてきた素材です。武具の素材としての歴史を経て、江戸時代には印籠や煙草入れといった身の回りの小物に広く用いられるようになりました。現代でも財布・バッグ・ベルト・靴など、日常的に触れる機会が多い素材のひとつです。「カワマニの日」は、そうした皮革製品への知識を広め、革の魅力とその価値を改めて知ってもらうことを目的としています。
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