サンミーの日 (記念日 3月31日)

サンミーの日

関西のソウルパンと呼ばれる「サンミー」は、1971年(昭和46年)1月に神戸屋が生み出した菓子パンです。デニッシュ生地にクリームを包み、ケーキ生地をトッピングして焼き上げ、チョコで線描きを施した独自の構造が特徴。クリーム・ケーキ・チョコという三つの味を一度に楽しめることから「三味(サンミー)」と名付けられました。

誕生のきっかけは、当時注目を集めていたデニッシュパンをもっと気軽に食べられるお菓子感覚のパンにできないかという発想でした。当時のパン作りでは「ふっくら焼き上げる」のが常識とされていましたが、サンミーはあえて食べやすい平型にして、お菓子のような独特の食感を実現しています。発売当初のフレーバーはオレンジジャム・チョコ・フォンダン(シュガー)の三種類で、この三味の組み合わせが名前の由来ともなり、関西を中心に口コミで広まっていきました。シンプルな材料の組み合わせながら、ひと口食べると複数の味と食感が重なるその独自性が、長年にわたって支持される理由のひとつといえます。

3月31日は「サン(3)ミイ(31)」という語呂合わせにちなんだ「サンミーの日」です。制定したのは大阪府大阪市東淀川区に本社を置く株式会社神戸屋。パン・洋菓子・デリカ食品の製造販売やベーカリーレストランを手がける同社が、2021年(令和3年)のサンミー発売50周年を記念して制定し、2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。

半世紀以上にわたって愛され続けてきたサンミーは、コンビニやスーパーでも手軽に購入でき、子どもから大人まで世代を問わず親しまれています。3月31日はぜひ手に取って、三つの味の重なりを味わってみてください。