ビックリマンの日 (記念日 4月1日)
1985年、ロッテの「ビックリマンチョコ」に付属する「悪魔VS天使シール」が発売されると、子どもたちの間に空前のブームが巻き起こりました。月間販売数は最盛期に1,300万個、出荷金額は1,000億円を超えるほどの熱狂ぶりです。シールだけを取り出してチョコを捨てる行為が続出し、社会問題として新聞やテレビでも取り上げられました。ロッテはチョコを捨てさせないよう販売方法を工夫しましたが、ブームの勢いは止まらず、レアシールは子どもたちの間で高値で取引されるほどでした。特に「ヘッドシール」と呼ばれるホログラム加工の希少シールは入手困難で、駄菓子屋の店頭に行列ができる光景も珍しくありませんでした。
ビックリマンチョコの歴史は1977年(昭和52年)に始まります。発売当初のシールは「どっきりシール」と呼ばれ、いたずら要素を取り入れたジョーク系のデザインでした。おまけシールに「ビックリする仕掛け」を盛り込むというコンセプトは、この初期シリーズから一貫しています。「人をビックリさせる」という精神は、後に記念日の日付選びにも反映されました。
4月1日を記念日に選んだのは、エイプリルフールとの関連からです。一般的に「人をビックリさせる日」として知られる4月1日を、ビックリマンのコンセプトと重ねました。「ビックリマンの日」は2015年(平成27年)に日本記念日協会により認定・登録されています。この日には毎年、ファンを驚かせるキャンペーンや企画が実施されています。
2018年(平成30年)の4月1日には、対象商品を5個以上購入して応募すると「ヘッドロココⅡ」「ブラックゼウス」のホログラムシールが当たるキャンペーンが行われました。どちらも1980年代のブームを象徴する人気キャラクターで、当時を知るファン世代には特に刺さる企画でした。なお、10月1日は「裏ビックリマンの日」として関連記念日に制定されています。