コメッ子記念日・米粉の日 (記念日 4月4日)
「米」という漢字を分解すると「八十八」になる——これは日本人なら一度は耳にしたことがある教養ある豆知識です。その「八十八」をさらに半分にして「四十四」、すなわち4月4日を記念日としたのが「コメッ子記念日・米粉の日」です。
この記念日は、米粉王国として知られる新潟県を拠点に活動する「新潟米粉研究会」が2011年(平成23年)に制定しました。米粉の用途拡大や需要の底上げを目的としており、一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。この日にはセミナーなどの啓発イベントも開催されています。
「コメッ子」とは、米粉食品を食べて元気に育つ子どものこと。米の子ども、米の半分という温かみのある解釈が名前に込められています。
米粉(べいふん・こめこ)は、米を製粉したものです。日本では古くから団子・餅・煎餅といった和菓子や伝統食の原料として親しまれてきました。近年はパンや麺類への応用も広がり、「米粉パン」はもちもちとした独特の食感が支持を集めています。また、米粉は小麦粉に含まれるグルテンを含まないため、グルテンアレルギーや小麦アレルギーを抱える方向けの「グルテンフリー食品」の原料としても注目されています。健康志向の高まりとともにその需要は国内外で着実に拡大しており、スーパーの製菓コーナーでも手軽に入手できるようになりました。
米粉を使った料理は日本にとどまりません。中国南部の福建省周辺を発祥とする細長い麺「ビーフン」も米粉から作られており、東南アジア各地に広まっています。ベトナムの国民食「フォー」もまた米粉製の平打ち麺で、透き通ったスープと相まって世界中で愛されています。米粉は国境を越えて、さまざまな食文化の根底を支えてきた素材といえます。
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