女子ロックの日 (記念日 4月4日)
4月4日は「女子ロックの日」。制定したのはロックバンドでも音楽レーベルでもなく、流木や古材を使ったナチュラルインテリア雑貨のブランド「ハナゾノハウス」(京都府京都市南区)です。ロックなイメージからはかけ離れた、どちらかといえば穏やかな手仕事の世界を手がけるブランドが「女子ロック」を掲げる記念日を作ったという意外性が、この日の面白さのひとつです。
日付の由来は「じょ(4)し(4)」という語呂合わせ。「ロックだね〜」を合い言葉に、女の子たちがロックファッションやロックミュージックに触れ、新たな自分を発見してほしいという願いが込められています。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
ロックファッションの特徴といえば、レザーのライダースジャケット、スタッズやチェーンのアクセサリー、ビッグブーツ、ダメージデニムなどが定番です。黒を基調とした配色に、鋲(びょう)や骨、薔薇といったモチーフが組み合わさることで、強さと美しさが同居する独特のスタイルが生まれます。女子がロックファッションを取り入れる場合、全身で決めるハードなスタイルだけでなく、ロック小物をさりげなくプラスする「ゆるロック」な着こなしも人気です。音楽ジャンルとしてのロックも、ハードロック・パンク・グランジ・オルタナティブと幅広く、どこかひとつを入口にするだけでも音楽の聴き方がガラッと変わることがあります。
日本の女性ロックシーンに目を向けると、その歴史は意外と古くに遡ります。1968年にメジャーデビューした「ピンキー・チックス」が日本初のガールズバンドとされ、その後1980年代のバンドブームでプリンセス・プリンセスやGO-BANGS、レベッカなどが登場し、女子ロックはお茶の間にも広く浸透しました。海外では少年ナイフがニルヴァーナのカート・コバーンに見出され、90年代グランジシーンのツアーに同行したことでも知られています。
ハナゾノハウスがこの記念日に込めたのは、ロックというジャンルへの固定観念を外し、すべての女の子が自分らしさを自由に探せる日にしたいというメッセージです。