フォーの日 (記念日 4月4日)

フォーの日

米から作った平たい麺にじっくり煮出したスープを合わせたフォーは、20世紀初頭にベトナム北部のハノイ周辺で生まれた比較的歴史の浅い料理です。フランス領インドシナ時代、フランス人が食べ残した牛の骨をベトナム人が活用し、スープを取り始めたのが起源の一説とされています。麺はビーフンとも異なる米粉製の幅広タイプで、なめらかな口当たりが特徴。料理名の由来にも諸説あり、フランス語で「火」を意味する「feu(ポトフのfeu)」が訛ったという説や、広東語の「牛肉粉」が略されたという説が知られています。

4月4日は「フォーの日」です。大阪府吹田市に本社を置くエースコック株式会社が制定し、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。日付は数字の「4」が英語で「フォー(four)」と読めることから、4が重なる4月4日に決まりました。「スーパーカップ」や「スープはるさめ」など数多くの即席麺・スープを手がける同社が、フォーの美味しさをより多くの人に知ってもらうことを目的に制定しました。

同社のフォー商品「Pho・ccori気分」シリーズには、「鶏だしフォー」「海鮮だしフォー」「トムヤムフォー」の3種類があります。いずれも本格的なダシの風味と、お米由来のなめらかな麺食感が楽しめる即席めんです。本場ベトナムでは香草や生野菜をたっぷり加えて食べるスタイルが一般的で、エースコックはこの食べ方からヒントを得て「サラダフォー」を考案。できあがったフォーにサラダをのせるだけで、見た目も栄養バランスも整った一杯に仕上がります。

フォーは1954年のジュネーヴ協定以降に北から南へ広まり、1975年のベトナム戦争終結後は世界各地に移住したベトナム人とともに海外へも伝播しました。今では日本でも専門店が各地にあり、即席めんのフォーも手軽に楽しめる存在になっています。

参考リンク: