新聞をヨム日 (記念日 4月6日)
「よ(4)む(6)」の語呂合わせで4月6日に設定されたのが「新聞をヨム日」です。一般社団法人・日本新聞協会の販売委員会が2003年(平成15年)に制定しました。入社・入学シーズンの4月は、新しい生活を始める若者が多い時期。その節目に新聞の購読を呼び掛けることがこの記念日の目的です。
この日から12日までの1週間が「春の新聞週間」、4月1日から30日の1か月間が「新聞閲読月間」にあたります。春の新聞週間では、全国各地で試読紙の配布やPRイベントが行われます。秋の「新聞週間」(10月15日〜21日)と並ぶ、新聞業界の啓発キャンペーンの柱の一つです。新生活のタイミングをとらえ、1か月間まとめて読んでもらうことで習慣化につなげるという戦略です。
この記念日が誕生した2003年ごろ、新聞の総発行部数はまだ5000万部台を維持していました。しかしその後は毎年減少が続き、2024年10月時点での総発行部数は約2661万部。2000年比で見ると半数以下にまで落ち込んでいます。1世帯あたりの購読部数も0.42部と、1世帯に1部届かない水準です。減少率は年によって6〜7%台で推移しており、2023年10月には過去最大となる前年比7.3%減を記録しました。朝夕刊セット購読はとりわけ急速に減っており、2023年時点で前年比24.8%減という大幅な落ち込みになっています。スポーツ紙も10%超の減少が続いており、紙の新聞全体が構造的な縮小局面にあります。こうした状況の中で「新聞をヨム日」は制定から20年以上が経過しても毎年続けられており、読者獲得の取り組みが続いています。