白の日 (記念日 4月6日)

白の日

化粧品のパッケージに「薬用」「医薬部外品」と書かれた美白アイテムを手に取ったことがある方は多いはずです。実は、化粧品に「美白」と表記するためには厚生労働省による承認が必要で、承認を受けた有効成分を一定濃度配合した上で医薬部外品として認められなければなりません。ただ白くなるだけでなく、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」という科学的な根拠を伴って初めて「美白」を名乗れる仕組みです。

毎年4月6日は「白の日」です。「しろ(4)(6)」と読む語呂合わせから、素肌美研究家で株式会社クリスタルジェミーの中島香里社長が制定しました。「しっかりとお手入れをして白く美しい、美白の肌になりましょう!」というメッセージを込め、美肌への意識を生むきっかけの日とすることを目的としています。一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された記念日です。

厚生労働省が認める美白有効成分には複数の種類があります。植物由来のアルブチンはコケモモや小麦などに含まれ、メラニン生成に必要な酵素チロシナーゼの働きを抑えます。コウジ酸は日本酒の醸造に使われる麹から発見された成分で、酒造りに携わる杜氏の手が白く美しいことから研究が進みました。ビタミンC誘導体はビタミンCを安定化させたもので、メラニンの生成抑制と既に作られたメラニンへの還元作用を持ちます。トラネキサム酸はもともと止血剤として使われていた成分で、炎症に伴うメラニン生成を抑える働きが確認されています。

日本の薬機法のもとでは、美白有効成分を配合した化粧品は「化粧品」ではなく「医薬部外品(薬用化粧品)」として承認を受ける必要があります。承認された成分の種類は現在20種類弱にのぼります。購入時にパッケージの「有効成分」欄を確認すると、どの成分が配合されているかを具体的に知ることができます。