夜泣き改善の日 (記念日 4月7日)

夜泣き改善の日

江戸時代から約400年にわたって使われ続けてきた小児薬があります。沈香・麝香・牛黄・人参・熊胆といった厳選された生薬を調合した「樋屋奇応丸(ひやきおーがん)」は、赤ちゃんの夜泣きに悩む親御さんたちに長く愛用されてきた伝統薬です。その製造・販売を手がける樋屋製薬株式会社が制定したのが、4月7日の「夜泣き改善の日」です。

日付は「よ(4)な(7)き」と読む語呂合わせに由来しています。この記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

「樋屋奇応丸」の起源は江戸時代にさかのぼります。当時、子どもの疳(かん)の病を五つに分類した「五疳」という考え方があり、その五疳のバランスを整える「五疳薬」として服用されてきました。高ぶった神経を鎮め、心と身体のバランスを整えることで、夜泣きをはじめとする小児の不調に対応する「小児五疳薬」として、時代を超えて受け継がれてきたのです。

現在のラインナップには、金箔でコーティングした丸剤「樋屋奇応丸 特製金粒」と、銀箔でコーティングした非常に小さな丸剤で子どもでも飲みやすい「樋屋奇応丸 銀粒」があります。特に西日本では「ひやきおーがん♪」のCMが長年親しまれており、家庭に寄り添ってきた薬として広く知られています。夜泣きに手を焼く親御さんは現代でも少なくありませんが、江戸から続くこの伝統薬が今も現役で使われていること自体、その効き目が積み重ねてきた歴史の重みを示しています。「樋屋奇応丸」をより多くの人に知ってもらい、赤ちゃんと親御さんの健康を守ることがこの記念日に込められた願いです。