高級食パン文化の日 (記念日 4月8日)

高級食パン文化の日

2010年(平成22年)を境に、日本ではパンの消費量がお米を上回りました。総務省の家計調査が示すこの転換点以降、食パン専門店が全国に急増し、2010年代後半には「高級食パンブーム」と呼ばれる現象が起きました。そうした時代の流れの中で生まれたのが、毎年4月8日の「高級食パン文化の日」です。日付は「しょく(4)パン(8)」という語呂合わせに由来します。

制定したのは、東京都中央区銀座に本社を置き、高級食パン専門店「銀座に志かわ」を全国展開する株式会社銀座仁志川です。より多くの人に専門店の高級食パンを味わってもらい、その新しい食文化を広めることを目的として、2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。「銀座に志かわ」は2018年の創業以来、北海道から九州まで国内各地に店舗網を広げています。

同店の食パンが最大の特徴とするのは、仕込み水に使う独自のアルカリイオン水です。この水が小麦粉・生クリーム・バターといった食材の旨味を引き出すとされており、小麦粉にはカナダ産の最高級品を使用しています。ハチミツ・生クリーム・バターを組み合わせることで独特の甘さを生み出し、生食でも十分においしさを感じられる仕上がりになっています。毎日店舗の工房で手作りされており、焼きたての香りと味わいをそのまま持ち帰れるのも特徴のひとつです。2021年4月時点の価格は1本(2斤)864円(税込)です。

4月8日はこの記念日の初日であると同時に、「高級食パン文化月間」の幕開けでもあります。「こう(5)きゅう(9)」(高級)と読む5月9日までの約32日間がその期間です。