インテリアを考える日 (記念日 4月10日)

インテリアを考える日

部屋の印象は、カーテン一枚で驚くほど変わります。窓辺に届く光の量、布の色と質感、たたまれたときのシルエット——それだけで、同じ間取りが別の空間に見えることがあります。4月10日の「インテリアを考える日」は、そうした「住まいの内側」に目を向けるきっかけとして、一般社団法人 日本インテリアファブリックス協会(NIF)が制定しました。

日付の由来は二つあります。4月は入学・入社・新学期が重なり、生活環境をリセットする人が多い時期。そして10日は「十(じゅう)」と「住(じゅう)」の読みが同じことから選ばれています。語呂合わせとしては素直な部類ですが、引っ越し直後に「カーテンだけ変えていない」という経験を持つ方には刺さる設定です。

英語の「interior」はもともと「内面・内側」を意味する形容詞です。日本語では転じてカーテン・カーペット・照明・家具などの室内装飾品全体を指す言葉になりました。対義語は「exterior(エクステリア)」で、こちらは庭や外壁など屋外の装飾を指します。なお、NIFが集計する国内インテリアファブリックス市場の規模は、2023年度で約6205億円(卸売ベース)に上ります。カーテンや壁紙、床材だけでこれだけの規模があるということは、住まいへの投資がいかに日常に根付いているかを示しています。

この日を含む4月1日から30日は「インテリア月間」と定められており、業界各社がイベントや啓発活動を行います。また、毎月第4土曜日は「インテリアの日」として、より身近なテーマで情報発信が続いています。新生活のバタバタが落ち着いた頃に、部屋の中を改めて見渡してみるのがこの月らしい過ごし方です。