ヨード卵の日 (記念日 4月10日)

ヨード卵の日

普通の卵と比べて約76倍ものヨウ素を含む卵があります。それが「ヨード卵・光」です。1976年(昭和51年)8月に日本で最初のブランド卵として発売が始まり、以来40年以上にわたって多くの人に愛され続けてきました。

4月10日は「ヨード卵の日」。この記念日は、ヨード卵・光を販売する日本農産工業株式会社が制定したもので、「ヨ(4)ード(10)卵」という語呂合わせが由来のひとつになっています。また、新年度・新学期が始まるこの時期に、ヨード卵を食べて栄養を摂り、元気に過ごしてほしいという思いも込められています。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

ヨード卵・光の最大の特徴は、そのヨウ素含有量にあります。可食部100gあたり、普通の卵が17μgであるのに対し、ヨード卵・光は1300μgと、実に約76倍のヨウ素を含んでいます。この高いヨウ素含有量は、添加物を後から加えるのではなく、ニワトリの飼料に海藻粉末などを配合することで実現しています。ニワトリの体内でヨウ素が自然な形で卵へと移行する仕組みで、産まれた卵に無理なくヨウ素が含まれるようになっています。

ヨウ素(ヨード)は、昆布やわかめなどの海藻類に豊富に含まれるミネラルで、甲状腺ホルモンの生成に欠かせない栄養素です。体内に摂取されたヨウ素は血液を通じて甲状腺に集まり、そこで蓄積されてホルモンの原料となります。甲状腺ホルモンは新陳代謝を促す働きがあるほか、子どもの成長を促進する役割も担っており、成長期の子どもにとっては特に重要なミネラルとされています。

ヨード卵・光はヨウ素だけが豊富なわけではありません。飼料に良質な白身魚の魚粉なども配合することで、深いコクと滑らかさを持つ風味豊かな卵に仕上げられています。こうした飼料設計のこだわりが、ブランド卵の先駆けとして長く支持されてきた理由のひとつです。製造元の日本農産工業株式会社は「食といのちの未来をひらく」を企業メッセージに掲げる配合飼料のリーディングカンパニーで、飼料の品質管理にも長年の実績があります。

毎年4月10日のヨード卵の日は、普段何気なく食べている卵の栄養や成り立ちを知る機会です。新学期を前に、食卓の定番食材を栄養の面から見直してみてください。