フォトの日 (記念日 4月10日)

フォトの日

4月10日は「フォ(4)ト(10)」の語呂合わせによる「フォトの日」です。制定したのはフォトの日推進委員会。ビックカメラ・キタムラ・コイデカメラ・プラザクリエイト・ヨドバシカメラの5社が参加する業界横断型の委員会であり、2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。日付に語呂合わせを選んだ背景には、4月という季節の特性があります。桜の開花が全国各地で続き、入学式・入社式・引越しと、人生の節目が集中する月。スマートフォンのカメラロールが埋まっていく時期でもあり、「写真を撮る」行為が自然と増えるタイミングです。そこに着目し、撮るだけではなく「贈る」「飾る」という写真の楽しみ方を広めることを、この記念日の主な目的としています。

プリント写真の需要がデジタル化で縮小するなか、フォトの日は写真を形として残す文化の再発信という意味合いも持ちます。キタムラが運営する「カメラのキタムラ」では、毎年4月10日前後に写真プリントの割引キャンペーンやプレゼント企画を実施しています。ビックカメラもSNSを活用した「フォトの日コンテスト」を開催しており、一般ユーザーが撮影した写真作品を広く募集しています。

フォトプリントの枚数は、スマートフォンの普及が本格化した2010年代以降に急減したとされています。内閣府の消費動向調査でもフィルム・プリント関連支出の減少が確認されており、業界各社が連携してこの記念日を設けた背景には、プリント文化の衰退への危機感があります。写真データが端末の中だけで完結する時代だからこそ、手に取れる写真の価値を問い直す日として、4月10日が位置づけられています。