ACアダプターの日 (記念日 4月10日)

ACアダプターの日

コンセントからの100ボルト交流電圧を、スマートフォンや家電製品が必要とする直流の低電圧に変換してくれるACアダプター。パソコンやゲーム機、スマホの充電器、小型家電の電源など、数えれば家の中に10個以上あるというご家庭も珍しくありません。4月10日は「ACアダプターの日」。その正しい使い方や安全な扱い方を見直すきっかけにしてほしいという思いから生まれた記念日です。

制定したのは、東京都千代田区神田須田町に本社を置くACアダプター・スイッチング電源の総合メーカー、株式会社ユニファイブ。日付の由来は、「A」がアルファベットの1番目、「C」が3番目であることから1と3を足して「4」月、スイッチングのONを「1」・OFFを「0」に見立てて「10」日としたものです。2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

ACアダプターの「AC」は、交流を意味する「Alternating Current」の略です。発電所から家庭のコンセントに届く商用電源は交流ですが、スマートフォンやパソコンをはじめとするほぼすべての電子機器は直流でないと動きません。ACアダプターの内部では、交流をダイオードで整流し、コンデンサで平滑化して直流に変換。さらに電解コンデンサやトランスなど複数の部品が協力して、機器に適した電圧へと調整しています。あのコンパクトな黒い箱の中に、電気変換の仕組みがぎっしり詰まっています。

日常的に使うものだからこそ、取り扱いには注意が必要です。まず確認したいのが「極性(センタープラス・センターマイナス)」。異なる極性のアダプターを機器に接続すると、回路を破損させてしまう恐れがあります。また、ケーブルをアダプター本体に巻き付けるときに根元を強く引っ張る習慣のある方は要注意。繰り返しの屈曲による断線や、過熱の原因になります。対応電圧・電流が異なる製品を流用することも避けましょう。安定化回路のないトランス式アダプターでは、無負荷状態で定格以上の電圧が出ることがあり、接続した機器を壊すリスクがあります。

4月10日は、普段あまり意識しないACアダプターを一度手に取って、ケーブルの状態や対応機器との適合を確かめてみる良い機会です。コンセント周りの整理や断線のチェックを習慣にすると、電気機器を長持ちさせることにもつながります。