きょうだいの日(シブリングデー) (記念日 4月10日)
毎年4月10日は、「きょうだいの日(シブリングデー)」です。この日付には、アメリカで生まれた「Siblings Day(シブリングデー)」の起源が深く関わっています。1970年代、当時17歳のClaudia Evartさんは交通事故で姉のLisetteさんと父親を亡くしました。14年後には兄のAlanさんも転倒事故で他界。きょうだいを相次いで失ったEvartさんは1995年、自分の誕生日に図書館でひとり過ごしながら、きょうだいを称え合う日を世界につくりたいと考えました。4月10日は、亡き姉Lisetteさんの誕生日です。
日本でこの記念日を制定したのは、大阪府大東市に拠点を置く「NPO法人しぶたね」です。2019年(平成31年)に一般社団法人「日本記念日協会」により認定・登録されました。「しぶたね」という名前の「しぶ」は「sibling(きょうだい)」の音から取り、「たね」はきょうだいたちが安心できる場所や安心して話せる人が増える「たね(種)」を蒔いていこうという思いから名付けられています。同法人が支援の対象とするのは、病気や障がいをもつ子どもの「きょうだい」です。闘病中の子どもを抱える家庭では、どうしてもきょうだいへの関わりが後回しになりがちです。「きょうだい」たちは複雑な感情を抱えながら日常を送ることが少なくなく、その声は社会に届きにくい状況が続いてきました。しぶたねは、そうした子どもたちが安心の中で子ども時代を過ごせるよう活動を続けています。
この日には、病気をもつ子どものきょうだいが主役になれるワークショップが開かれます。仲間と出会い、思い切りあそびきる場を設けることで、日頃は感じにくい「自分も大切にされている」という実感を届けることが目的です。英語の「sibling」は、性別や年齢の順番を問わず「きょうだい・兄弟姉妹」全体を指す言葉で、支援の対象を広く捉えているのもこの記念日の特徴のひとつです。