ウッドデッキの日 (記念日 4月18日)

ウッドデッキの日

「デッキ」という言葉は、もともと船の甲板を意味する英語「deck」に由来します。その語源が示すとおり、ウッドデッキは「地面の上に広がる木製の床」として、海外では古くから住まいに取り入れられてきました。日本では1980年代のバブル期に別荘地やリゾートホテルで導入が始まり、やがて一般住宅へと広まっていきました。4月18日は「ウッドデッキの日」です。大阪府堺市に本社を置く中川木材産業株式会社が制定しました。日付は、4月がウッドデッキの販売台数が増える月であること、そして「ウッド(木)」を分解すると「十」と「八」になることから18日を選んだものです。同社はウッドデッキの設計・施工のほか、DIY向けのキットデッキの開発・販売を手がけています。

天然木のウッドデッキ材は大きく「ハードウッド」と「ソフトウッド」の2種類に分かれます。ハードウッドは東南アジア産のウリンやイペ、セランガンバツが代表的で、密度が高く耐久性・耐水性に優れています。一方、ソフトウッドは杉やヒノキ、SPF材などで加工しやすく、DIY初心者にも扱いやすい素材です。近年は木粉とプラスチックを混合した人工木(樹脂木)も普及しており、腐食しにくくメンテナンスが少ない点から人気を集めています。

日本では古来から「縁側」や「濡れ縁」という形で、室内と庭をつなぐ木製の床が親しまれてきました。ウッドデッキはその現代版とも言える存在で、「靴を履き替えずに外へ出られる」という利便性が評価されています。リビングの延長としてテーブルや椅子を置いてくつろぐ「アウトドアリビング」的な使い方のほか、家庭菜園スペースや子どもの遊び場としても活用されています。

中川木材産業が開発した「キットデッキ」は、「DIY初心者でもプロ以上の仕上がり」をコンセプトに設計されたキットタイプの製品です。部材がカット済みで届き、「仕上がりがきれい」「作りやすい」「わかりやすい」「頑丈」という4つの特長を持つベストセラー商品となっています。コロナ禍以降にDIY人口が増加したことも追い風となり、ウッドデッキのある暮らしへの関心はますます高まっています。