肩コリを労わる日 (記念日 4月22日)
日本人の6割以上が悩んでいるという「肩コリ」。厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、女性の自覚症状では第1位、男性でも第2位に入る国民的な不調です。4月22日はピップ株式会社が制定した「肩コリを労わる日」で、一般社団法人・日本記念日協会により2020年(令和2年)に認定・登録されました。
この日付には二つの根拠があります。一つは語呂合わせで、「しんどい(4)コリつらい(2)つらい(2)」と読めることです。もう一つは文学的な由来で、1910年(明治43年)4月22日付の朝日新聞に掲載された夏目漱石の連載小説「門」の一節がきっかけとされています。「指で押してみると、頚と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石のように凝っていた。」という描写がそれで、ここから日本人が「肩コリ」という症状を広く自覚するようになったという説があります。明治時代の文豪が書き留めた一文が、現代の記念日の日付を決めたという経緯です。
制定したピップ株式会社は、大阪府大阪市中央区に本店を置き、医療衛生用品・健康食品・ヘルスケア用品の卸販売と自社開発商品の製造・販売を手がけています。同社の「ピップエレキバン」は1972年(昭和47年)の発売から50年以上にわたって肩コリに悩む人々に使われ続けてきた商品です。磁気が体内成分に働きかけて筋肉内の血行を改善し、老廃物を流すことでコリをほぐす仕組みで、「ピップマグネループ」も同様の原理で首や肩への効果が期待できます。
そもそもコリとは、日々の生活習慣による緊張や疲労が積み重なり、筋肉が収縮して硬くなった状態のことです。硬化した筋肉が血管を圧迫し、血流が滞ることで老廃物が蓄積します。その老廃物がさらに筋肉を緊張させる「コリの悪循環」に陥るため、一度こり固まると解消が難しくなります。同じ姿勢を長時間続けない、適度な運動や体操を習慣にする、入浴で身体を温めてリラックスするといった日常のケアが、血行の改善につながります。