消防車の日 (記念日 4月23日)
毎年4月23日は「消防車の日」です。国内シェア5割を誇る消防車メーカー・株式会社モリタホールディングスが制定し、日本記念日協会に認定・登録されています。1907年(明治40年)の同社創立記念日にちなんだ日です。
消防車とは、火災をはじめとする緊急事態に対応して出動する車両の総称です。揚水・放水機能を持つ消防ポンプ車や消防ポンプ積載車、高層建物への救助・消火活動を担うはしご車など、さまざまな種類が存在します。また、狭い路地や山間部など大型車両が入れない場所でも活躍できる、機動力の高いオートバイ型の二輪消防車も開発されています。いずれも道路交通法上の「緊急自動車」に指定されており、サイレンと赤色灯の使用が認められています。
消防車のサイレン音は、製造メーカーや地域によって異なります。火災現場へ急行する場合には「ウー カンカンカン!!」とサイレンに鐘の音を組み合わせて鳴らし、救助活動など火災以外の現場へ向かう場合には「ウー ウー!!」とサイレン音のみを鳴らします。遠くから聞いてもその緊急の種類が判断できるよう工夫されており、こうした音の使い分けは市民の安全意識を高める役割も果たしています。
株式会社モリタは、消防ポンプ車やはしご車をはじめとする各種消防車両、さらには特殊車両の開発・製造・販売を一貫して手がけています。創立から100年以上にわたって日本の消防体制を支え続けてきた実績は、国内シェア5割という数字に如実に表れています。同社にとってこの記念日は、安全な社会を築くために欠かせない消防車を生産し続けてきた誇りと信頼の証として位置づけられています。消防車の日をきっかけに、日常生活を守る消防・防災について改めて考えてみてください。