シジミの日 (記念日 4月23日)

シジミの日

お酒を飲みすぎた翌朝、なぜか「シジミ汁が飲みたい」と思うのはなぜでしょう。それはシジミに含まれるアミノ酸のメチオニンが肝臓の働きをサポートしてくれるからです。根拠のある「肝臓の味方」として、シジミは古くから日本人の食卓に親しまれてきました。

毎年4月23日は「シジミの日」です。島根県松江市の有限会社・日本シジミ研究所が制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。「シ(4)ジ(2)ミ(3)」という語呂合わせにちなんだ日付で、食品としての優れた栄養価と水質浄化への貢献という、シジミの二つの有用性を広く知ってもらうことが目的です。2002年(平成14年)の設立以来、シジミの調査・研究を続けてきた同研究所ならではの記念日といえます。

日本シジミ研究所が拠点を置く宍道湖(しんじこ)は、松江市と出雲市にまたがる国内有数のシジミの産地です。同研究所が管理運営する「シジミ展示館」は宍道湖しじみ館の中にあり、日本で唯一のシジミ専門の展示館として、シジミにまつわる知識や生態を紹介しています。

シジミ(蜆)は、二枚貝綱シジミ科に分類される二枚貝の総称で、淡水域や汽水域に生息する小型の貝です。ほかの二枚貝と比べてひとまわり小ぶりなことから、「縮み」が転じて「シジミ」という名になったという説があります。見た目は地味ですが、ミネラルとビタミン類が豊富で栄養的には非常に優秀な食材です。メチオニンの働きにより慢性肝炎など肝臓の病気にもよいとされ、民間に伝わる「二日酔いにはシジミ汁」という知恵には、きちんとした科学的根拠があったわけです。

関連記念日として、同研究所は12月13日を「宍道湖中海の生態系を守る日」に制定しているほか、4月8日は「貝の日」です。