明治おいしい牛乳の日 (記念日 4月23日)

明治おいしい牛乳の日

「牛乳は味で差別化できない」——かつてそう考えられていた業界の常識を覆したのが、株式会社明治の「明治おいしい牛乳」です。開発に着手してから全国発売までに要した期間は13年。1989年ごろに牛乳嫌いの原因を探る研究をスタートし、乳臭さと後味のべたつきを嫌う人が多いことを突き止めました。技術的な突破口となったのは1998年のことです。牛乳中の溶存酸素を加熱殺菌の前に取り除くことで、加熱による成分の酸化を抑えられることを発見し、この手法を「ナチュラルテイスト製法」と命名しました。搾りたての生乳に近い風味を工場出荷品で再現することを可能にした製法で、ほのかな甘みとまろやかなコクを保ちながら後味がすっきりするのはこのためです。

2002年(平成14年)4月23日に全国発売されると、たちまち全国No.1の牛乳ブランドに躍り出ました。「明治おいしい牛乳の日」はこの発売日を由来とし、2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。制定したのは東京都中央区京橋に本社を置く株式会社明治で、より多くの人に同商品を味わってもらうことを目的としています。

現在、同シリーズには複数の展開商品があります。脂肪分の摂取を抑えながら牛乳の栄養を取れる「明治おいしい低脂肪乳」、「明治おいしい牛乳」比1.5倍のカルシウムを含む「明治おいしいミルク カルシウム」が代表的です。原材料が同じ生乳でも、製法の工夫次第でまったく異なる飲み口になることをこのシリーズは示しています。2002年の発売から20年以上にわたってロングセラーとして続いているのも、その品質への信頼のあらわれです。