国連記念日 (記念日 4月25日)
1945年4月25日、第二次世界大戦の終結を目前にした時期、アメリカ・サンフランシスコのウォーメモリアル・オペラハウスに連合国50か国の代表が集まりました。この日に開幕した「国際機構に関する連合国会議」、通称サンフランシスコ会議こそが、国際連合(国連)の誕生を決定づけた歴史的な場です。国連記念日は、この会議の開幕日にちなんで制定されています。
会議はアメリカ・イギリス・ソビエト連邦・中華民国の4か国が招集し、1945年3月1日までに連合国共同宣言に署名した42か国が当初招請されました。開幕後にアルゼンチン、デンマーク、そしてウクライナとベラルーシが加わり、参加国は計50か国となりました。会議は6月26日まで続き、国際連合憲章の採択に至ります。国連の英語正式名称「United Nations」は、もともと枢軸国に対抗する連合国が自陣営を指して使っていた言葉でした。戦後も同じ名称が引き継がれましたが、日本語では戦時中の「連合国」との混同を避けるため「国際連合」という訳語が用いられています。国際連合憲章が発効し国連が正式に発足した1945年10月24日は「国連デー」(United Nations Day)として広く知られており、憲章の「採択」を記念する4月25日の国連記念日とは区別されます。
国連の主たる活動目的は、国際平和の維持(安全保障)と、経済・社会分野における国際協力の実現です。安全保障理事会では米・英・仏・ロシア・中国の5か国が常任理事国として拒否権を持ち、国際社会の意思決定に大きな影響力を持ちます。設立当初の51か国から加盟国数は拡大を続け、2011年7月時点で193か国に達しており、現存する国際組織の中で最も広範な権限と普遍性を有する組織となっています。