ブラックモンブランの日 (記念日 5月7日)

ブラックモンブランの日

「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」——竹下製菓の竹下小太郎前会長がアルプス山脈の最高峰モンブランを眺めた時にそう思ったことが、「ブラックモンブラン」という名前の誕生につながりました。名前にはもうひとつの意味も込められており、モンブランのようにアイスクリームの最高峰を目指すという願いも表しています。

「ブラックモンブラン」が初めて発売されたのは1969年(昭和44年)5月7日のこと。佐賀県小城市に本社を置く竹下製菓株式会社が手がけたこの商品は、こだわりのバニラアイスにチョコレートとザクザク食感のクランチをコーティングした洋菓子風の仕上がりが特徴です。発売当時のアイスといえば、着色料で色付けした水に甘味料を加えた駄菓子的なものが主流でした。そんな時代にバニラアイス・チョコレート・クッキークランチという高級感のある組み合わせを持ち込んだこの商品に、当時の子どもたちが憧れを抱いたのは自然なことだったといえます。

発売当初から「お天気ゲーム」や「干支ゲーム」など、毎年異なる当たりの仕組みを取り入れていることも「ブラックモンブラン」ならではの特徴です。この仕掛けは長年にわたってファンを楽しませており、商品と切り離せない文化として定着しています。

「ブラックモンブランの日」は、発売から50周年を迎えた2019年(令和元年)に、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日付は初発売の5月7日にちなんでいます。目的は九州で長く愛されてきたこの商品を全国に広めること。50周年を機に「スペシャルブラックモンブラン」や「ビターチョコモンブラン」などのラインナップも加わり、シリーズとしての幅が広がっています。