イヤホンの日 (記念日 1月8日)
カバンの中で毎回ぐちゃぐちゃに絡まって出てくる、あのイヤホンのコード。そんな経験をしたことがない人は少ないでしょう。1月8日は「イ(1)ヤ(8)ホン」の語呂合わせから「イヤホンの日」に制定されています。イヤホンの情報サイト「イヤホンナビ」が制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された記念日で、世界中のイヤホンを試聴・比較できるイベントなどが行われています。ところでイヤホンとヘッドホンの違い、きちんと説明できますか。「イヤホン」は耳の穴に差し込むタイプ、「ヘッドホン(ステレオホン)」は耳全体を覆うように両耳に当てるタイプを指します。形状による呼び分けで、関連記念日として11月18日は「いい(11)イヤ(18)ホン」から「いいイヤホン・ヘッドホンの日」、2月22日は「ヘッドホンの日」と、耳まわりガジェットの記念日が複数設けられています。
コード絡まり問題の解決策として「8の字巻き」という巻き方が知られています。ケーブルを8の字を描くように交互にねじりながら巻く方法で、繰り返しの同方向のねじれが生じないため絡まりにくいのが特徴です。
ただ、この悩みをまるごと解消したのがワイヤレスイヤホンです。Bluetooth技術を使った無線接続により、コードそのものが存在しないため絡まりとは無縁。そのBluetoothという名前、実は10世紀のデンマーク王「ハーラル1世」に由来します。バラバラだった部族を統合したことで知られるこの王の異名が「青歯王(Blåtand=Bluetooth)」で、スウェーデンのエリクソン社が「乱立する無線通信規格を統合したい」という意図からコードネームとして採用しました。バラバラなデバイスをつなぐ技術の名前として、これ以上ない由来です。ワイヤレスイヤホンはコード問題を解決した一方、小ささゆえに紛失しやすいこと、頻繁な充電が必要なことといったデメリットもあります。有線か無線か、それぞれの使い勝手と好みで選ぶのが現実的です。
日々耳に差し込んでいる小さなデバイスも、長い技術の歴史の積み重ねで今の姿になっています。