アメリカンフライドポテトの日 (記念日 毎月10日)

アメリカンフライドポテトの日

フライドポテトを食べながら、その発祥がベルギーだと知っている人は意外と少ないかもしれません。「フレンチフライ」という名前からフランス生まれと思われがちですが、本場はベルギー。現地では「フリッツ(Frietjes)」と呼ばれ、国民食として親しまれています。そんなフライドポテトの魅力を広めようと、毎月10日は「アメリカンフライドポテトの日」に定められています。

この記念日を制定したのは「米国ポテト協会」。東京都千代田区飯田橋に日本の事務局を置き、アメリカのポテト業界のマーケティング・販促活動を担う団体です。10日という日付には、いくつかの由来が重なっています。アメリカンフライドポテトの細長い形が「1」、原料であるラセットポテトの楕円形が「0」、そしてポテトの「ト」を「10」と読む語呂合わせ——三つの理由が揃って毎月10日となりました。2015年(平成27年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録され、オリジナルロゴマークの制作やFacebookを使ったプレゼント企画も実施されました。

アメリカンフライドポテトの主原料・ラセットポテトは、米国で最も広く使われているじゃがいもの品種です。でんぷん質が豊富なため、揚げるとホクホクとした食感が生まれます。このホクホク感こそが、ファストフード店のフライドポテトがあれほどおいしい理由のひとつです。

日本での呼び名「フライドポテト(Fried potato)」は厳密には和製英語ですが、英語圏でも意味は十分通じます。アメリカでは「フレンチフライズ(French fries)」、イギリスでは「チップス(Chips)」、フランスでは「フリット(Frite)」と、国によって呼び方はさまざまです。塩だけでなく、ケチャップやマヨネーズベースのソースをつけるスタイルも世界各地で愛されており、シンプルな料理ながら奥の深い一品といえます。