わんにゃんの日 (記念日 毎月12日)

わんにゃんの日

毎月12日、犬も猫も一緒に覚えてほしい日があります。「わん(1)にゃん(2)」の語呂合わせから生まれた「わんにゃんの日」です。制定したのは、東京都渋谷区道玄坂に本社を置く株式会社サイバーエージェント。同社が運営していた国内最大級のペット写真共有SNS「パシャっとmyペット」のプロジェクトとして、この日が誕生しました。

記念日の核心にあったのは、写真を撮って終わりではなく「撮ることで社会に貢献できる」という仕組みです。毎月12日には、一般社団法人アニマル・ドネーションと共同で「パシャっとLOVEドネーション」プロジェクトを展開し、動物愛護関連団体への寄付を呼びかけました。ペット写真を投稿する楽しみと、保護動物支援がつながる取り組みとして注目を集めました。

この記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されましたが、その後登録は終了しており、2019年(平成31年)4月時点では同協会の認定記念日としては確認できません。また「パシャっとmyペット」自体も、2012年(平成24年)8月のサービス開始から約5年後の2017年(平成29年)12月にサービスを終了しています。

「わんにゃんの日」の名を持つ取り組みは、サイバーエージェントだけにとどまりません。銀座コージーコーナーも毎月12日を「ワンニャンの日」として位置づけ、オリジナルキャラクター「小犬と小ねこ」をモチーフにしたお買い上げプレゼントキャンペーンを独自に展開していました。身近なスイーツブランドがペットの日を盛り上げていたのも、当時のペットブームを感じさせます。背景には、ペットと人との距離が縮まり続ける日本社会があります。2025年の調査によると、国内で飼育されている犬は約682万頭、猫は約884万頭。犬の飼育数は減少傾向にある一方、猫は増加を続けており、合計約1,566万頭が人と暮らしています。15歳未満の子どもの人口(約1,435万人)を上回るこの数字は、ペットが家族の一員として当たり前に存在する社会を象徴しています。毎月12日は、そんな大切な存在への感謝と、まだ家族を待つ動物たちへの関心を改めて持つきっかけになりそうです。