石井スポーツグループ 登山の日 (記念日 毎月13日)
毎月13日が「登山の日」であることを、ご存知でしょうか。「と(10)ざん(3)」という語呂合わせから生まれたこの記念日は、登山・スキー用品の専門店として70年以上の歴史を持つ株式会社ICI石井スポーツが制定し、2011年(平成23年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。1月13日から12月13日まで、年12回繰り返されるこの設計には、単発のキャンペーンではなく、一年を通じた啓蒙活動を続けるという強い意志が込められています。
ICI石井スポーツの前身は、1950年(昭和25年)に東京・新大久保で登山靴・スキー靴の製造販売として産声を上げました。1964年(昭和39年)に1号店を新大久保にオープンし、以来、登山専門店として全国に店舗を広げてきました。現在は全国32店舗を構え、本社を東京都新宿区市谷砂土原町に置いています。神田神保町の登山本店は、国内屈指の登山用品専門フロアとして愛好家に広く知られた存在です。
この記念日が生まれた背景には、日本の登山人口をめぐる危機感があります。登山ブームと呼ばれた時期に急増した登山人口は、その後の高齢化とともに入山者層の偏りが課題として浮上しました。「一人でも多くの人に山に登ってもらい、地球の大自然を肌で感じてほしい」という想いは、専門店として長年、登山者と山を結んできた同社だからこそ発せられる言葉です。毎月13日を起点に、山の安全情報の発信や初心者向けイベント、装備の相談会など、店舗を窓口とした活動が展開されています。富士山の開山シーズン(7月・8月)の13日はとくに注目されますが、残雪期や紅葉期を含む各月の13日にも、それぞれの季節の山の魅力を伝える機会として位置づけられています。専門店ならではの知識と経験を、記念日という形で社会と共有しようとする取り組みです。