防犯の日 (記念日 毎月18日)

防犯の日

毎月18日は「防犯の日」です。「1」を棒に見立てて「防」、「8」を「犯」と読む語呂合わせで制定したのは、1962年(昭和37年)7月7日に日本初の警備保障会社として誕生したセコム株式会社(当時の社名:日本警備保障株式会社)です。創業者の飯田亮と戸田壽一、わずか社員5名・資本金400万円からスタートしたこの会社が、日本の「安全産業」の礎を築きました。創業当時、警備を専門とするビジネスは日本に存在しませんでした。欧州帰りの友人から「ヨーロッパには警備をする業務がある」と聞いた2人が、まだ誰もやっていないことに可能性を見出したのです。しかしドアツードアの飛び込み営業を始めても3か月で契約件数はゼロ。ようやく最初の契約を得たのは、東京・麹町の旅行代理店1軒への巡回警備でした。

転機となったのは1964年(昭和39年)の東京オリンピックです。選手村の警備を担当したことで一気に信頼と知名度を獲得。翌1965年にはセコムをモデルにしたテレビドラマ「ザ・ガードマン」が放映されて大ヒットし、「警備保障」という言葉が社会に浸透していきました。以降、業界はめざましい発展を遂げ、現在では警備業者が全国に1万社を超えるほどに成長しています。

「防犯の日」に込められた願いは、企業・家庭・個人がそれぞれの防犯対策を毎月この日に見直すことです。鍵のかけ忘れはないか、不審なメールに気づいているか、外出時の習慣に穴はないか。月に一度立ち止まって確認する習慣が、日常の「安全・安心」を支えます。

一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されたこの記念日は、セコムが60年以上にわたって培ってきた防犯への思いが形になったものです。