2月14日放送|尾崎裕哉が歌うOZAKIライブ映像
ベストカレンダー編集部
2026年2月12日 18:26
OZAKIライブ放送
開催日:2月14日
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尾崎裕哉が父の楽曲群と再び向き合った夜の記録
混迷の時代に歌を届けることを使命として活動を続けるシンガーソングライター、尾崎裕哉が、父・尾崎豊の楽曲のみで構成したコンセプトライブ「OZAKI PLAYS OZAKI」の第二弾公演を2025年12月9日に東京国際フォーラム ホールCで行った。プレスリリースは株式会社WOWOWによって2026年2月12日18時00分に公開されている。
会場には早い時間から観客が詰めかけ、期待の熱気が広がっていた。エントランスに設置された「Resonance Board(レゾナンスボード)」には歌詞の断片やキーワード、問い、時代背景への考察、尾崎裕哉自身への投げかけが書き込まれており、来場者は足を止めてそれらを見つめていた。そこに刻まれた言葉は、父の言葉をそのまま受け取るのではなく自らの身体と言葉で咀嚼し直す過程の記録として提示されていた。
会場の空気と導入の演出
定刻を少し過ぎると、鼓動のようなビートが刻まれ、尾崎裕哉が登場した。観客の拍手と歓声に導かれるようにして冒頭に歌われたのは「十七歳の地図」だ。笑顔の奥にある強い意思が歌声に乗り、会場はすぐに一体となった。
その後の導入パートでは「路上のルール」「街角の風の中」と続き、フォークロック調のサウンドやメランコリックなメロディが連なっていった。青いOvation Adamasを手に歌う姿は、記憶をなぞるだけでなく現在に楽曲を鳴らす意思を示していた。
曲順と演出の細部――個々の楽曲が示した表情
公演は序盤の衝動性から中盤の内省、後半の爆発的なロック性へとドラマティックに展開した。セットリストは尾崎裕哉が父の楽曲をどのように再解釈し、現在の身体性で表現するのかを示す構成となっていた。
以下に本公演で演奏された楽曲と、その舞台上での主な表情や演出を順に記す。
- 十七歳の地図:冒頭を飾った楽曲。観客と声を交わしながら強い意志を示す開始点。
- 路上のルール:リズムを取りステップを踏む動きが衝動性を体現。
- 街角の風の中:郷愁を描くメランコリックなフォークロック。
- 僕が僕であるために:自身のアイデンティティを誓うナンバー。西本明のキーボードが後押しする。
- 卒業:ピアノを弾き歌う内省的な場面。客席との合唱が生まれた。
- 太陽の破片:スペシャルゲスト本多俊之(サックス)を迎え、祈りのようなソロが印象的。
- Forget-me-not:繊細なキーボード伴奏と艶やかなボーカルの混じり合い。
- 15の夜:ティーンの葛藤と諦観を重層的に表現した圧巻のパフォーマンス。
- Freeze Moon:古川望のギターリフ、フリーキーなサックス、タケルのスキャットが重なり会場の熱を高める。
- Driving All Night:ギターを背中に回すパフォーマンスを交えた骨太な表現。
- Scrambling Rock’n’Roll:宮川剛のドラムスと本田達也のグルーヴィーなベースで会場を疾走させるロックンロール。
- 汚れた絆:本編の締めで披露。深い思索が感じられる演奏。
- シェリー(アンコール):青いOvation Adamasを爪弾きながら一語一語を噛み締めるように歌唱。
- Say good-bye to the sky way(サプライズ披露):尾崎豊の創作ノートから発見された未発表作品。夢の中でメロディが降りて来たという逸話を背景に西本明と共に音像を作り上げた。音源/放送・配信の予定は現時点で無く、コンサート会場でのみ聴くことができる。
- I LOVE YOU(ラストアンコール):楽曲の純度を保ちながら感情の輝きを閉じとして伝えた。
演出面と視覚的効果
舞台は場面に応じて照明や小道具が切り替わり、特に「Freeze Moon」では銀色の紙吹雪が舞い、照明の色が変化してドラマ性を高めた。また、本多俊之を迎えた「太陽の破片」ではサキソフォーンのイントロが祈りのように響き、最後の掛け合いではスポットライトが12インチシングルのジャケットビジュアルを想起させる演出を見せた。
尾崎裕哉は舞台上で表情や立ち居振る舞いを通じて楽曲の核を表現した。ピアノ前での沈黙、ギターを背中に回す動作、観客へ呼びかけるような瞬間など、細部の動作が楽曲解釈と結びついていた。
共演者とバンド体制、未発表曲の扱い
本公演を支えたのは熟練のミュージシャンたちだ。演奏が歌の魅力を引き出すことで、尾崎裕哉自身の歌声に深みが増していた。プレスリリースに明記されたバンドメンバーは次のとおりである。
- Keyboards
- 西本明
- Bass
- 本田達也
- Guitar
- 古川望
- Drums
- 宮川剛
- Chorus
- タケル
- Sax
- 本多俊之(スペシャルゲスト)
本多俊之の参加は、サックスの表現が楽曲に祈りや希求の色合いを与えた点で特筆に値する。古川望のギターリフや宮川剛のドラムの推進力、本田達也のベースラインがそれぞれの楽曲の方向性を確かに支えた。
また、公演で披露された未発表曲「Say good-bye to the sky way」については、尾崎豊の創作ノートから発見された楽曲であり、尾崎裕哉は子どもの頃からいつかメロディを付けたいと考えていたとされる。今回のステージでの共作的なアプローチにより完成したこのフィジカルな表現は、現時点では音源化や放送・配信の予定が無く、コンサート会場でしか聞くことができないという点が明記されている。
放送・配信の詳細と関連番組
本公演の模様はWOWOWによって放送・配信される。プレスリリースに記載された具体的な放送情報は以下のとおりである。
- 尾崎裕哉 – OZAKI PLAYS OZAKI 2.
- 放送日時:2月14日(土) 午後9:00~
- 放送チャンネル:WOWOWライブで放送
- 配信:WOWOWオンデマンドで配信
- アーカイブ:放送・配信終了後~30日間アーカイブ配信あり
- 収録日:2025年12月9日
- 収録場所:東京 国際フォーラム ホールC
- 尾崎豊 LIVE CORE 完全版
- 放送日時:3月14日(土) 午後7:00~
- 放送チャンネル:WOWOWプライムで放送
- 配信:WOWOWオンデマンドで配信
- アーカイブ:放送・配信終了後~2週間アーカイブ配信あり
- 収録日:1988年9月12日
- 収録場所:東京 ドーム
番組に関する詳細や関連情報はWOWOWの番組サイトで案内されている。該当ページのURLはプレスリリースに記載のとおり https://www.wowow.co.jp/music/ozaki/ である。
なお、「OZAKI PLAYS OZAKI 2.」の放送・配信後は30日間アーカイブ視聴が可能である点が明示されているため、リアルタイム視聴できなかった場合でも一定期間は記録を確認できる。
本記事の要点整理
ここまでに触れた本公演の主要情報を表に整理する。放送・配信に関する日程や収録情報、バンドメンバーとサプライズ披露の扱いなど、プレスリリースで示された要点を網羅的にまとめた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演名 | OZAKI PLAYS OZAKI 2. |
| 収録日 | 2025年12月9日 |
| 収録場所 | 東京 国際フォーラム ホールC |
| 放送日時(WOWOWライブ) | 2026年2月14日(土) 午後9:00~ |
| 配信(WOWOWオンデマンド) | 放送と同時配信、終了後~30日間アーカイブあり |
| 関連放送(尾崎豊 LIVE CORE 完全版) | 2026年3月14日(土) 午後7:00~(WOWOWプライム)、終了後~2週間アーカイブあり。収録日:1988年9月12日(東京ドーム) |
| 主要バンドメンバー | Keyboards:西本明 / Bass:本田達也 / Guitar:古川望 / Drums:宮川剛 / Chorus:タケル / Sax(特別出演):本多俊之 |
| セットリスト(主な曲) | 十七歳の地図、路上のルール、街角の風の中、僕が僕であるために、卒業、太陽の破片、Forget-me-not、15の夜、Freeze Moon、Driving All Night、Scrambling Rock’n’Roll、汚れた絆、シェリー、Say good-bye to the sky way(未発表)、I LOVE YOU |
| 未発表曲の取り扱い | 「Say good-bye to the sky way」は尾崎豊の創作ノートから発見。現時点では音源化や放送・配信の予定は無く、コンサート会場のみでの披露。 |
| プレスリリース発行者・日時 | 株式会社WOWOW / 2026年2月12日 18:00 |
| 公式情報 | https://www.wowow.co.jp/music/ozaki/ |
尾崎裕哉は父・尾崎豊の楽曲をただ模倣するのではなく、自身の身体と解釈で再創造することで新たな光を当てている。熟練の演奏陣と緻密な演出がその表現を支え、会場には多層的な感情の流れが生まれていた。本記事はWOWOWのプレスリリースに基づき、公演内容と放送情報を網羅的に整理したものである。