4/25開業予定 福山城二の丸に福寿会館テラスカフェ
ベストカレンダー編集部
2026年2月20日 18:54
福寿会館カフェ開業
開催日:4月25日
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福山城郭に「滞在」を生む──福寿会館カフェと総合事業の狙い
バリューマネジメントグループの風のヘリテージ株式会社(所在地:京都府京都市、代表:他力野 淳)は、2026年2月20日16時00分付の発表で、国登録有形文化財である福寿会館の喫茶運営提案が福山市に採択されたことを公表しました。これにより、2026年4月より「福山城 二の丸 福寿会館テラス カフェ」としてリニューアルオープンする予定です。
今回の採択は、同社が2024年7月から公益財団法人ふくやま芸術文化財団と連携して開始した「福山城での城泊(キャッスルステイ)」事業の流れを受けた展開の一環です。風のヘリテージは文化財マネジメントを21年間の専門領域として蓄積してきた知見を活かし、喫茶、パーティ、ウエディングを並行して展開する計画を示しています。
背景となる観光課題と目標
福山市は年間約500万人の観光客が訪れる広島県内の主要観光エリアですが、来訪地点はJR福山駅やその周辺の商業施設に偏在している現状があります。来訪者属性も偏りがあり、40~50代男性の割合が30%超とビジネス目的が中心になっている点が指摘されています。
このため、福山市が策定した「福山市観光振興基本戦略(2025-2027年度)」では、夜間・平日を含む滞在シーンの創出が重点テーマとされ、特に市民・観光客ともに関心度56.5%を示す福山城の有効活用が求められています。風のヘリテージは「見る観光」から「滞在する観光」への転換を図り、朝から夜まで多様な人々が行き交う持続可能な文化拠点を形成することを目標に掲げています。
カフェ・パーティ・ウエディングの具体的な事業設計
事業は大きく三本柱で構成されます。1)カフェ事業、2)パーティ事業(地域向け宴会・団体ランチ)、3)ウエディング事業です。各事業を城郭内の歴史的建造物を活用して展開することで、文化資源の保存と経済の好循環の両立を図ります。
以下に各事業の詳細を整理します。宣材に含まれる全ての情報を具体的に記載しています。
1. カフェ事業(2026年4月下旬リニューアルオープン予定)
施設名:福山城 二の丸 福寿会館テラス カフェ。国登録有形文化財である福寿会館の趣ある空間を、市民や観光客が日常的に文化財に触れられる場として展開します。所在地は広島県福山市丸之内一丁目8番9号で、JR福山駅北口から徒歩5分の立地です。
営業時間・定休日などの運営情報は次の通りです。
- 定休日:月・火(祝日は営業)
- 営業時間:平日 11:00~16:00(L.O. 15:30)
- 営業時間:土日祝 10:00~16:30(L.O. 16:00)
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/fukujuterrace/
メニューの特徴としては、福山市の象徴である「ばら」をモチーフにした視覚的にも楽しめる品揃えを予定しており、地元の食材や景観と調和したカフェ体験を提供する方針です。
2. パーティ事業(地域向け宴会・団体ランチ)
福寿会館の和館・洋館を舞台に、地域の集いや特別な会食の場を提供するためのプランを用意します。法人利用、個人利用を想定した多様な利用シーンに対応します。
プランの骨子は次の通りです。
- 地域向け宴会プラン(法人利用):歓送迎会、忘新年会等の法人向け会食を想定
- 地域向け宴会プラン(個人利用):同窓会、長寿祝いなど市民の節目を祝う用途
- プレミアム団体ランチ:旅行会社等と連携し、瀬戸内の旬の食材(鞆の浦産の鯛、広島牛、福山名産の慈姑など)を使用した「ローカル・ガストロノミー」を提供
3. ウエディング事業(ヘリテージ・ウエディング)
コンセプトは「福山の歴史と暮らしを祝う、まちごと結婚式」。歴史的建造物の価値を活かした挙式・披露宴をプロデュースします。式場演出と地域文化の連携に重きを置く計画です。
挙式スタイルや文化連携の案は以下の通りです。
- 挙式スタイル:福山城天守を望む「和庭園挙式」、城郭内を練り歩く「城郭ウエディング」、文化財を背景とした「フォトウエディング」など
- 文化連携:備後デニムのリネン使用、福山琴の生演奏など地場産業や伝統文化との連携を想定
福寿会館の歴史的価値と運営体制・今後のスケジュール
福寿会館は福山城本丸の北東、国史跡「福山城跡」の城郭内に位置する国登録有形文化財です。建造時期は昭和初期(1935年〜1937年頃)で、当時の実業家・安部和助氏の別邸として建てられました。和館は書院造を基調とし、洋館はヴェネチアルネッサンス風の装飾を持つ和洋折衷の近代建築として評価されています。
敷地内には回遊林池式庭園が一体となっており、福山城を借景とする景観構成が高く評価されています。1997年(平成9年)には建物7棟が文化庁により国の登録有形文化財に指定され、戦災を免れた当時の建築文化を今に伝える貴重な遺産と位置づけられています。現在は福山市を代表する文化・観光拠点の一つとなっています。
事業主体とこれまでの取り組み
本事業を推進する風のヘリテージ株式会社は、バリューマネジメントグループ内でホテル運営および観光まちづくり事業を担う企業です。パーパスは「文化を紡ぐ」。税金に依存しない歴史的建造物の保存・利活用モデルを構築することで、持続可能なまちづくりと文化継承を実現することを目指しています。
沿革と実績として、2005年に発祥するグループの取り組みから、2015年に「分散型ホテル」、2020年に日本初の「キャッスルステイ(城泊)」を開始するなど、歴史的資源を宿泊・飲食・ユニークベニューへ転換する事業モデルを社会実装してきました。2026年2月時点で保存・利活用を手掛ける歴史的建造物は115棟にのぼると公表されています。
会社概要(要点整理)
- 会社名
- 風のヘリテージ株式会社
- 代表
- 代表取締役 他力野 淳
- 設立
- 2023年8月1日(2005年の元会社より分割して設立)。2026年2月14日に現社名へ変更。
- 所在地
- 京都府京都市
- 資本金
- 5,000万円
- 事業内容
- 歴史的資源を活用した観光まちづくり・歴史的建造物の利活用
- 関連URL
- https://www.kazenoheritage.jp/、https://www.vmc.co.jp/
今後のスケジュール(公表済)
公表されている主要日程は以下の通りです。事業開始に向けた段階的な公開と受付開始が明示されています。
- 2026年2月25日:特設サイト公開、パーティ利用受付開始
- 2026年4月下旬:福山城 二の丸 福寿会館テラス カフェ オープン、ウエディング予約開始
- 2026年秋頃:ウエディング提供開始
記事の要点整理
以下の
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2026年2月20日 16:00(バリューマネジメントグループ発表) |
| 事業主体 | 風のヘリテージ株式会社(代表:他力野 淳) |
| 施設名(カフェ) | 福山城 二の丸 福寿会館テラス カフェ(国登録有形文化財・福寿会館) |
| 所在地 | 広島県福山市丸之内一丁目8番9号(JR福山駅北口から徒歩5分) |
| カフェ営業時間・定休日 | 平日 11:00~16:00(L.O. 15:30)、土日祝 10:00~16:30(L.O. 16:00)、定休日 月・火(祝日は営業) |
| 事業内容 | カフェ、地域向けパーティ(法人・個人)、プレミアム団体ランチ、ヘリテージ・ウエディング |
| ウエディングの特徴 | 和庭園挙式、城郭ウエディング、フォトウエディング、地場産業・伝統文化との連携検討(備後デニム、福山琴等) |
| 主要日程 | 2026/02/25 特設サイト公開・パーティ受付開始、2026/04下旬 カフェオープン・ウエディング予約開始、2026秋 ウエディング提供開始 |
| 福寿会館の歴史 | 建造:1935年~1937年頃(安部和助氏別邸)。1997年に建物7棟が国登録有形文化財に指定。 |
| 風のヘリテージの実績 | 分散型ホテル(2015年)、キャッスルステイ(2020年開始)、2026年2月時点で115棟の保存・利活用実績 |
| ターゲットと目標 | 朝から夜までの滞在創出を通じ、3年後に年間2万人の顧客誘致を目指す。福山市観光振興基本戦略(2025-2027)に沿った取り組み。 |
以上が本件の要点整理です。福寿会館を拠点にしたカフェ、パーティ、ウエディングの複合的な取り組みは、歴史的建造物の保存と地域経済の循環を目的に具体的なスケジュールと事業設計が示されています。特設サイトの公開日や予約開始日は公表済みであるため、関心がある利用者や関係者は公開後の案内を確認することで詳細な申込情報や企画内容を把握できます。