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NHK、イラン情勢受け24時間短波臨時送信開始

NHK短波臨時送信開始

開催日:3月1日

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臨時送信っていつからで誰向けなの?
2026年3月1日11時30分から開始。イラン周辺に滞在する在留邦人や旅行者に向け、24時間の短波放送でNHKの日本語ニュースや外務省の渡航・安全情報を随時伝えます。
どうやって聴けばいいの?
短波ラジオでNHKが指定する周波数に合わせて受信。周波数は数時間ごとに切り替わるのでこまめに合わせ直す必要がある。ネットが使える地域はNHKワールドの海外向け同時配信も利用可(国内不可)。

イラン情勢を受けたNHKの短波「臨時送信」開始の意義

NHKは、2026年3月1日(日)日本時間11時30分から、イラン周辺の情勢変化を踏まえ、日本語の短波放送による臨時送信を開始しました。今回の措置は、現地に滞在する日本人や旅行者に対して正確な情報を届けるという国際放送の役割に基づくものです。

背景には、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃を受けて、当該地域でインターネットや国際電話の接続が不安定になり、日本語での情報入手が難しくなっているという状況があります。こうした通信手段の制約がある中で、短波放送は直接日本から送信でき、現地当局の規制を受けにくいと考えられているため、臨時送信が実施されました。

臨時送信の目的

臨時送信の主たる目的は、現地在留・滞在の日本人に必要な情報を確実に届けることにあります。日本語でのニュース、ラジオ第1の同時放送、外務省の渡航情報を中心とした海外安全情報などが放送されます。

また、インターネットが利用可能な周辺地域向けには、NHKの国際放送ウェブサイトで日本語のニュースやテレビ・ラジオの同時配信および見逃し配信も行われています。これらの配信は、日本国内からはアクセスできず、海外専用のサービスです。

  • 開始日時:2026年3月1日(日)日本時間11時30分
  • 対象地域:中東(イラン周辺を含む)向け
  • 放送方式:短波(Shortwave)による臨時送信
  • 意図:現地在留日本人・旅行者向けの安全・安心に関する情報提供

放送内容の詳細と通常との違い

通常、NHKワールド・ラジオ日本の中東向け短波放送は1日あたり6時間で運用されています。しかし本臨時送信では、放送枠を拡大し、24時間体制で切れ目なく日本語のニュース・番組を送信します。放送内容は、NHKラジオ第1の同時放送に加え、国際放送独自の日本語ニュース、外務省の渡航情報を中心とした海外安全情報が含まれます。

短波放送は日本から直接送信されることから、通信回線や現地のインターネット事情に左右されにくく、地域的な情報封鎖や通信遮断が発生している場合でも受信が可能となる利点があります。放送における周波数は電波伝搬特性に応じて随時切り替えられます。

放送で提供される主な情報

同時放送
NHKラジオ第1の内容を随時同時放送します。
国際放送独自のニュース
NHKワールド・ラジオ日本が制作する日本語ニュースを放送します。
海外安全情報
外務省の渡航情報を中心に、イラン関連の安全情報を随時提供します。

送信拠点、周波数の具体的な時刻表と受信上の注意

臨時送信は、茨城県古河市のKDDI八俣送信所(Yamata Transmitting Station)を中心に、フランスの中継所などから中東向けに行われます。すべての時間は日本時間(JST)で示されています。

短波の特性上、最適な受信のために使用周波数を数時間おきに切り替える必要があり、受信者は適宜周波数を合わせ直す必要があります。NHKは放送周波数などの情報をNHKワールド日本語ホームページで随時案内しています。

八俣送信所(茨城県古河市)からの送信スケジュール(日本時間)

時刻(JST) 周波数
01:00–02:00 11915 kHz
02:00–04:00 11670 kHz
04:00–06:00 9665 kHz
06:00–08:00 11675 kHz(定時枠)
08:00–10:00 11660 kHz
10:00–14:00 17560 kHz
14:00–18:00 9700 kHz
18:00–22:00 9740 kHz
22:00–23:00 11685 kHz
23:00–01:00 9450 kHz

フランス中継所からの送信スケジュール(日本時間)

時刻(JST) 周波数
02:00–04:00 11800 kHz(定時枠)
12:00–14:00 6150 kHz(定時枠)

これらの周波数は、電波伝搬状況により変更されることがあり、NHKは随時ウェブサイトで最新情報を公開しています。受信者は数時間ごとに周波数を切り替える準備が必要です。

また、短波放送は地理的・時間帯的な伝搬条件に左右されるため、受信状態が地域や時間によって異なる点にも留意してください。

ウェブ配信の利用方法とアクセス制限、そして要点の整理

インターネットが利用できる周辺国や地域では、NHK国際放送の日本語ホームページでニュースの同時配信および見逃し配信を利用できます。ラジオとテレビの同時ストリーミングやオンデマンド配信も提供されていますが、これらのウェブサービスは日本国内からは利用できず、海外向けに限定されています。

NHKワールドの日本語ホームページURLは以下です。海外からのアクセスに限定される点に注意が必要です。

  • NHKワールド 日本語ホームページ: https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/ja/
  • 関連情報やお知らせ: https://www.nhk.or.jp/info/

利用上の注意

短波受信とウェブ配信の双方を活用することで、状況に応じた情報取得が可能です。通信が遮断されている場合は短波放送が有効であり、インターネット接続が確保できる場合はウェブの同時配信と見逃し配信が参照できます。

放送および配信に関する最新の周波数や時刻の情報は、NHKワールド日本語ホームページで改めて案内されます。受信者は定期的に公式情報を確認することが推奨されます。

臨時送信の主要事項まとめ

以下の表に本記事で取り上げた臨時送信の主要事項を整理します。表の後に簡潔なまとめの文章を置きます。

項目 内容
開始日時(日本時間) 2026年3月1日(日)11:30から臨時送信開始
目的 イラン情勢の変化に伴い、現地在留・滞在の日本人や旅行者へ安全・安心に関する情報を提供するため
放送方式 短波(Shortwave)による臨時送信(24時間体制)
通常との違い 中東向け短波は通常1日6時間だが、臨時送信は24時間に拡大
放送内容 NHKラジオ第1の同時放送、NHKワールドの日本語ニュース、外務省の渡航情報(海外安全情報)など
送信拠点 茨城県古河市のKDDI八俣送信所(Yamata)、フランス中継所など
周波数(主なスロット) 八俣送信所: 11915/11670/9665/11675/11660/17560/9700/9740/11685/9450 kHz。フランス中継所: 11800/6150 kHz(詳細は記事内の時刻表参照)
受信上の注意 短波は数時間ごとに周波数を切り替える必要がある。受信条件は時間帯・地域で変化する。
ウェブ配信 NHKワールド日本語ホームページで日本語ニュースと同時・見逃し配信を提供(日本国内からはアクセス不可)
参照リンク NHKワールド 日本語: https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/ja/ 、NHK情報: https://www.nhk.or.jp/info/

今回の臨時送信は、通信インフラが影響を受けている状況下において、短波という伝統的な放送手段を活用して日本語での情報提供を継続するための措置です。受信者は周波数の変更や配信のアクセス制限に留意しつつ、NHKが案内する公式情報を確認することで、状況に応じた情報を得ることができます。

(本稿はNHKの2026年3月1日付プレスリリースの内容を基に作成しました。)