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3月31日開始:奄美大島のしまバスにタッチ決済導入

奄美大島キャッシュレス化

開催日:3月31日

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奄美大島キャッシュレス化
いつから使えるの?
2026年3月31日から運用開始予定。しまバスの路線バス全車両へ順次端末を設置するため、開始直後は一部車両から順に利用可能になります。
どのカードや端末で払えるの?
Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners・Discover・銀聯のタッチ決済対応カードや、カードを設定したスマホで乗車可能。一定金額超は暗証番号等が必要です。

奄美大島の移動と決済をつなぐ、官民連携の新しい試み

株式会社しまバス、奄美信用組合、奄美市、株式会社琉球銀行、三井住友カード、株式会社ジェーシービー、株式会社小田原機器、QUADRAC株式会社が連携し、2026年3月31日(火)より奄美大島におけるキャッシュレス化推進のための取り組みを開始します。プレスリリースはJCBより2026年3月2日13時00分に公表されました。

この取り組みは、公共交通機関での乗車時にクレジットカード等のタッチ決済を導入することと、地域金融機関でのプリペイドカードの代理募集を組み合わせることで、島内の来訪者および地域住民双方の利便性向上を図るものです。インバウンドの増加やATM・店舗の限界など、奄美大島特有の事情を踏まえた実務的な対策が盛り込まれています。

奄美大島のキャッシュレス化推進に向けた官民一体での取り組みを開始 画像 2

取り組み開始日と公表元

本施策は、2026年3月31日(火)から開始されます。発表元としてJCB(株式会社ジェーシービー)からのリリースがあり、関係各社の役割分担と導入範囲が明示されています。

関係企業の代表者情報も公表されており、例として株式会社しまバスの代表取締役社長は岩崎 勇登氏、奄美信用組合の理事長は手島 博久氏、三井住友カードの代表取締役 社長執行役員 CEOは大西 幸彦氏、株式会社ジェーシービーの代表取締役会長兼執行役員社長は二重 孝好氏などが挙げられています。

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しまバスのタッチ決済導入――stera transitの活用と利用シーン

今回導入される乗車サービスは、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用します。対象はしまバスの路線バス全車両で、順次端末を設置する予定です。これにより乗車時に現金を持ち合わせていない来訪者や地域住民も、非接触でスムーズに乗降できるようになります。

対応する決済ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯(UnionPay)です。タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォン等で乗車が可能となります(※1)。

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タッチ決済の仕組みと注意点

タッチ決済は国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方式で、対応端末にカードやスマートフォンをかざすだけで支払いが完了します。通常はサインや暗証番号入力が不要で、迅速な処理が可能です。ただし、一定金額を超える場合は暗証番号入力やサインが必要になる点が明記されています(※4)。

タッチ決済の導入は、利便性向上だけではなく感染症対策やインバウンド受け入れ環境の整備、地域のキャッシュレス促進といった多面的な効果が期待されます。stera transitは決済プラットフォーム「stera」と国際ブランドの非接触決済を組み合わせたソリューションであり、MaaSやスマートシティの認証基盤としての活用可能性も示されています。

  • 対象エリア:しまバス 路線バス全車両(順次設置)
  • 対応ブランド:Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
  • サービス参照:株式会社しまバスの公式サイト
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乗降履歴の確認方法

タッチ決済の乗降履歴は、交通事業者向け決済・認証プラットフォームを提供するQUADRACのQ-moveサイトで確認できます。マイページの会員登録後に履歴参照が可能となる仕組みです(https://q-move.info/)。

この履歴確認は、利用状況の把握や支出管理にも活用され得るため、事後確認や経費精算などの面でも有用です。タッチ決済は日常の買物だけでなく交通分野にも広がっており、利用シーンの拡大が見込まれます。

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奄美信用組合で始まる「かぞくのおさいふ」代理募集と各社の役割

奄美信用組合では三井住友カードが発行するプリペイドカード「かぞくのおさいふ」の代理募集を開始します。本カードは6歳以上が保有可能で、クレジットカードを持たない学生やその家族を中心にキャッシュレス利用機会を広げる目的で設計されています。

「かぞくのおさいふ」は、子どものおこづかい管理や家計管理、家族の利用状況の確認を1つのアプリで行える点が特徴です。さらにVisaのタッチ決済機能により公共交通機関への乗車にも対応しているため、小さなお子さまでも公共交通機関の利用がしやすくなります。

プリペイドカードの特徴と利用対象

主な特徴は以下の通りです。まず、クレジットカードを持たない方でもキャッシュレス決済を利用できる点、次に家族で利用履歴を管理できる点、そして公共交通機関でのタッチ決済に対応している点です。これにより地域内のキャッシュレス利用意向の向上を期待しています。

サービス参照は三井住友カードの「かぞくのおさいふ」紹介ページに設けられており、代理募集により地域住民が入手しやすくなることが想定されています(かぞくのおさいふ|クレジットカードの三井住友VISAカード)。

共同事業者の具体的な役割

本取り組みには多数の事業者が参加しており、それぞれ明確な役割が割り当てられています。自治体、交通事業者、金融機関、カード会社、端末提供・システム提供事業者が連携して導入から周知までを行います。

株式会社しまバス
路線バスにおけるタッチ決済乗降サービスの提供、路線運行、車内およびバス停での認知向上活動を担当します。
奄美信用組合
支店窓口でのプリペイドカード利用案内・発行誘導、代理募集を通じた地域住民へのキャッシュレス利用促進を担当します。
奄美市
市広報媒体を活用した市民への周知や交通政策等の検討を行います。
三井住友カード株式会社
stera transitサービス提供、タッチ決済データの分析・レポート、Visa、Mastercard、銀聯のタッチ決済ソリューション提供・認知促進、「かぞくのおさいふ」発行を担当します。
株式会社ジェーシービー
キャッシュレス決済導入支援、JCB、American Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済ソリューション提供・認知プロモーションを担当します。
株式会社琉球銀行
プロジェクト統括を担います。
株式会社小田原機器
キャッシュレス端末の提供および開発を担当します。
QUADRAC株式会社
公共交通機関向け決済・認証クラウドシステムの提供および開発を担当します。

背景と地域課題の整理、技術面の補足

奄美大島は2020年以降、インバウンドを含む来訪者が増加傾向にあり、豊かな自然を背景に観光の存在感を高めています。観光と地域住民の暮らしが共存する中で、移動や決済の利便性は観光満足度や日常生活の利便性向上に直結します。

奄美群島観光物産協会のアンケートでは観光満足度は高水準にある一方、公共交通機関の利便性にはさらなる工夫が期待されている点が示されています。また離島という特性から金融機関の店舗やATMの設置数には限りがあり、現金に依存しない決済手段のニーズが高まっていることが背景として挙げられています。

技術面の補足:steraとstera transit

決済プラットフォーム「stera」は三井住友カードがGMOペイメントゲートウェイ、GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。公共交通機関向けの「stera transit」は、このプラットフォームと国際ブランドの非接触決済を組み合わせたソリューションです。

stera transitにより、現金や事前チャージの必要がない利便性に加え、感染症対策、インバウンド対応、地域のキャッシュレス促進など幅広い効果が期待されています。全国各地での導入も予定され、MaaSやスマートシティの認証基盤としての活用も見込まれています(URL:https://www.smbc-card.com/kamei/stera/transit/index.jsp)。

取り組みの要点まとめと表形式での整理

以下の表は、本記事で触れた取り組みの主要事項を整理したものです。開始日、対象、主要事業者、提供サービス、技術的なポイント、利用上の注意点をまとめています。

項目 内容
開始日 2026年3月31日(火)
公表日 JCB発表:2026年3月2日 13時00分
対象エリア 奄美大島(しまバス 路線バス全車両、順次設置)
導入サービス ・三井住友カードのstera transitによるタッチ決済乗車サービス
・奄美信用組合によるプリペイドカード「かぞくのおさいふ」の代理募集
対応ブランド Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
プリペイドカード特長 6歳以上保有可能、家族でおこづかい・家計管理、アプリで利用確認、Visaタッチ決済対応
主要参加企業と役割 しまバス(運行・導入・周知)、奄美信用組合(代理募集・案内)、奄美市(周知)、三井住友カード(stera transit提供・発行)、JCB(導入支援)、琉球銀行(統括)、小田原機器(端末提供)、QUADRAC(決済・認証クラウド提供)
乗降履歴確認 QUADRACのQ-moveサイト(https://q-move.info/)のマイページで確認可能
決済の注意点 通常はサイン・暗証番号不要だが、一定金額を超える場合は暗証番号入力やサインが必要(※4)

以上の通り、今回の取り組みは奄美大島の観光需要と地域生活の双方に対応する形で、交通と決済の連携を強化するものです。導入により支払手段の多様化、乗車の利便性向上、地域のキャッシュレス化促進が期待されます。さらに技術基盤としてのsteraやQUADRACのシステムは、将来的に他地域でのMaaSやスマートシティ連携にも応用可能な設計となっています。

参考情報として、stera transitの詳細は三井住友カードのサイト(https://www.smbc-card.com/kamei/stera/transit/index.jsp)で確認でき、乗降履歴はQ-move(https://q-move.info/)で確認できます。プレスリリースのPDF版も併せて提供されています。