3月5日発売 発汗量で“見える化”する暑さ指数計
ベストカレンダー編集部
2026年3月4日 13:47
アセミルW2B2新発売
開催日:3月5日
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発汗量を基準にした暑熱リスクの「見える化」へ
サラヤ株式会社は2026年3月5日(木)に、発汗目安表示付暑さ指数計「アセミル発汗目安表示 W2B2」を発売します。今回の発表は2026年3月4日 11時00分に行われ、本社は大阪、代表取締役社長は更家悠介氏です。本製品は従来のWBGT(暑さ指数)測定が示す“環境の危険度”に加え、現場で行う作業の強度を掛け合わせることにより、実際に身体がどれほどの負担を受けるかを具体的な発汗量と塩分喪失量で示す点が最大の特徴です。
同一の環境でも作業内容により身体への負担は大きく異なります。たとえば軽作業と重作業では同じWBGT値でも発汗量が変化し、必要な水分・塩分補給の度合いが異なります。アセミル発汗目安表示 W2B2は、この差を1時間あたりの水分量・塩分量の目安として瞬時に表示することで、作業現場における暑熱対策をより具体的で実行可能な指針へと転換します。
測定の仕組みと表示内容
本機はWBGTを計測すると同時に、ユーザーが事前に設定した作業強度(軽作業・中程度・重作業など)を組み合わせます。その結果をもとに、「1時間あたりに失う水分量」と「塩分喪失量」の目安を算出し、ディスプレイに数値として表示します。数値化することで、単なる指数値だけでは判断しにくかった現場のリスクを直感的に把握できます。
表示される内容は、WBGT値そのものに加え、作業強度別の発汗量目安および塩分喪失量です。これにより、職場での休憩頻度や水分・塩分補給の計画を具体化できます。表示は視認性に配慮して設計されており、必要に応じてアラートで注意喚起します。
現場運用を支える主要機能と連携
アセミル発汗目安表示 W2B2は計測機能だけでなく、現場での運用を支援する複数の機能を備えています。まず、厚生労働省が策定した「職場における熱中症予防基本対策要綱」に準じた着衣補正値およびWBGT基準値の設定が可能です。これにより実務に即した閾値管理が行えます。
さらに、LEDとブザー音によるアラート機能を搭載しており、設定した基準を超えた場合には視覚・聴覚で現場へ通知します。作業中にすぐに対応すべき状態かどうかを即座に判断できるため、安全管理体制の強化につながります。
アラート機能の詳細
着衣補正や作業強度に応じたWBGT基準値を設定することで、閾値超過時のアラート条件を細かく調整できます。たとえば重装備作業時には警戒レベルを下げる、軽装の屋外作業では閾値を上げるといった運用が可能です。
アラートはLED表示とブザー音で行われます。これにより騒音が多い現場や視界の悪い環境でも、適切な注意喚起が行えるよう設計されています。アラート設定は現場の安全ルールに沿って柔軟にカスタマイズできます。
Bluetoothとクラウド連携(アセミルWebシステム)
本体はBluetooth通信に対応しており、計測データを「アセミルWebシステム」へ送信してクラウド上に自動記録できます。これにより、複数現場や広域エリアに設置された機器の状況を一括で管理画面から確認することが可能です。
クラウド管理機能の利用には別途「アセミルWebシステム」の契約が必要です。契約によりデータの蓄積・分析が可能になり、労務衛生管理者や安全担当者は長期的な対策計画の立案に活用できます。なお製品単体でも現場での即時判断には十分機能しますが、広域管理や統計解析を行う場合はクラウド連携が有効です。
導入メリットと実務上の留意点
導入によって得られる主なメリットは、WGBT値に基づく従来の注意喚起を「具体的な行動」に落とし込める点です。数値化された発汗量と塩分喪失量により、適切な水分・塩分補給のタイミングや量を明確に示すことが可能になります。これにより従業員の安全意識が高まり、職場全体のリスク管理が強化されます。
また、労務衛生や健康安全担当者の業務効率化も期待されます。データの蓄積と分析により、対策の効果検証や季節ごとの計画見直しがしやすくなります。クラウド管理を利用することで複数拠点の状況を横断的に把握でき、組織的な対策の立案が可能となります。
導入にあたっての注意事項
アセミルWebシステムを利用したクラウド管理は別途契約が必要です。クラウド利用にあたっての契約条件やデータの取り扱いについては、契約前に確認することが推奨されます。機器単体での運用が可能である一方、広域管理や詳細な分析を行う場合はクラウド契約が前提となる点に留意が必要です。
さらに、表示される発汗量・塩分喪失量はあくまで目安であり、個人差(年齢、体格、持病など)により実際の必要量が異なる点を考慮した運用が求められます。職場内の健康管理ルールや医療助言に基づく運用設計が重要です。
導入対象と期待される適用場面
本製品は特に工場、建設現場、屋外作業や熱中症リスクの高い環境での利用が想定されています。企業の安全衛生部門、現場の作業管理者、労務担当者が導入の主たる対象です。複数拠点に設置することで広域的なリスク把握と統一的な安全基準の運用が可能になります。
製品の仕様や運用に関する詳細は製品ページおよびアセミルWebシステムの案内ページを参照してください。製品ページは以下のURLで公開されています。
製品情報の整理
以下の表は、本記事で取り上げたアセミル発汗目安表示 W2B2の主要情報を要約してまとめたものです。導入検討や社内報告資料として使いやすい形式で整理しています。表の後に簡潔なまとめを記載します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | 発汗目安表示付暑さ指数計 アセミル発汗目安表示 W2B2 |
| 発表日(プレスリリース) | 2026年3月4日 11時00分(サラヤ株式会社) |
| 発売日 | 2026年3月5日(木) |
| 本社・代表 | 本社:大阪/代表取締役社長:更家悠介 |
| 価格 | オープン価格 |
| 主な機能 |
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| クラウド機能 | アセミルWebシステムとの連携によりクラウド上で自動記録・一括管理(別途契約が必要) |
| 想定導入先 | 工場、建設現場、屋外作業現場、企業の安全衛生部門など |
| 関連リンク | 製品ページ アセミルWebシステム サラヤ公式サイト |
| カテゴリ・キーワード | 電子部品・半導体・電気機器、ネットワーク・ネットワーク機器/サラヤ、SARAYA、アセミル、熱中症、熱中症対策、暑さ指数計、WGBT値、発汗、工場、企業 |
本製品は、WBGTに作業強度を加味して実際の発汗・塩分喪失の目安を示すことで、暑熱環境における具体的な対策の実施を支援します。クラウド連携により複数現場の一元管理とデータ蓄積・分析が可能になりますが、クラウド利用は別途の契約が必要である点に留意が必要です。導入を検討する際には、機器単体での運用とクラウド管理を比較したうえで、現場の運用ルールや個別の健康管理方針に合わせた設定を行うことが重要です。